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進化する内職

その昔、上司のお子さんが就職試験を受けた時に〇△絹糸という社名を見て『今時、絹はないだろう?』と言った所、主要業務はIT関連で繊維はもうやっていない会社と言われたそうだ。帝国人造絹糸はVOLVOと合弁会社を作ったし、Torayと名を変えた東洋レーヨンはレーヨンの生産を止めている。当時は副業と思われていても、時代が変化を促してきたのだと思う。

これを副業と言っていいかは自分でも疑問なのだが、ミュージシャンの多くは1つのバンドだけで活動してる人は少ない。大手の事務所に契約で縛られている人達は別だが、大抵はいくつかの掛け持ちで活動している。ここで良く取り上げるFridgeや8823は半分メンバーが被っている。

昨年の秋辺りだったろうか、誕生したのが酒井ちふみちゃん(Vo)、静沢真紀ちゃん(g)のDuo。勝手にサカマキと命名していたが、2~3回目あたりからサカチマキというのが正式名になった。今回は17日、京都の都雅都雅で開催されたBLUES NIGHTへの出演。Duoなんでサカチーが必死でギターを弾くのが可愛い(笑)。



4バンドのライブだったがサカチマキは3番目。今回はちょっと趣向を凝らした構成になっていた。まずは当たり前のDuoから。Bluesと言いながらイギリス民謡の“Water Is Wide”なんぞも演奏してくれる。イギリスという乱暴なくくりにしたのは、やれスコットランドだとか、歌詞はイングランド等色んな情報が入り乱れているから。



僕が初めてこの曲を知ったのは中学生の頃、Peter Paul & Maryが手を加えた“There Is A Ship”というタイトルで大好きな曲だった。なんと曲はサカチーの3フィンガーアルペジオでスタート。ベースラインもポール並み?にちゃんとしてるし・・・腕上げたな(笑)。



真紀ちゃんはいつもの335で、ブルース以外でも素敵なバッキング。暫くしてサカチーがハーモニカの大野木さんを紹介し、トリオ演奏となる。大昔、彼女たちがUncle Uncleというバンドに居た頃『貴女の声はキャロル=キングの曲に合うと思う』なんて偉そうな事を言い垂れて、その後恥ずかしい思いをしたなぁ(笑)。・・・言った後でサカチーが大のキャロキンファンと判ったから。



ここまま行くのかと思ったら、更にリズム部隊登場。ベースのダンカン林さん、にドラムの四宮知之さんが加わる。これはもう立派なブルースバンド。この面子で座ってられるかとばかりに真紀ちゃんは立って演奏しだす。良く集めたなぁと感心したら、当日対バンから借り出したとか(笑)。無茶苦茶ですなぁ。



ダンカンさんは現在シカゴで活躍中の有吉Ariyo須美人さんのバンドで田中晴ちゃんと一緒に演奏していたベーシスト。その昔、寺町にあった錦玉堂という葉巻屋さんで隣り合ったことがあったな。アリヨズシャッフルという名を聞いた店の御嬢さんが『私の叔父、そこでギター弾いてました』って言い出し、びっくり・・・なんせ晴ちゃんとは似ても似つかん美人だったし(爆)

さて、このサカチマキ、どこまで進化するか楽しみ。その内、サカチーがエレキ持ち出したりして(笑)。↓ は最後のアンコール。ベース松本さん・ドラムの小川さん達が参加。

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