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黄色いサクランボ

どうにかすると太陽が黄色く見えるそうだ。幸か不幸かまだそういう体験は無い。ま、眼底検査終了後に目がチカチカしたくらいかな。但し街並み全体が黄色く見えたことはある。大学時代にカリクロムイエローのレイバンが流行ったが、こいつを掛けると全てが黄色(笑)。問題が一つ・・・太陽の下で掛けてはいけないサングラス?だった。

そういう使い方をすると目を傷めるという『お前、それでもサングラスかぇ!?』と言いたくなるものだった。本来は雨天、曇天用で視界を明るく鮮明にするハンティンググラスだそうだ。僕はシューターと呼ばれたタレ目タイプを夕暮れや夜に愛用していた。

かつて2輪から4輪の研究所に移った時、長年アメリカの研究所にいた大先輩N川さんと一緒の課になったのだが、この人はこのイエローシューターを社内で掛けることで有名だった。イエローをかけていると『あ、N川さんの真似??』 違うっちゅうねん(笑)

当時は近視だったのでオリジナルから国産の度入りプラスティックレンズに変えていたが、見え難い黄昏時に重宝していた。ただ、色の切れとでもいうのだろうか、シャープさが無くなったのが残念だった。話は飛ぶがこのレイバン(これは一連の製品名で、社名はボッシュ&ローム)と言う奴、軍用品だけあってかなり頑丈な造りになっていた。

一度、スキーで使用中に大転倒だか大衝突だか忘れたが、気が付いたらフレームが大きく捻じ曲がっていたことがあった。眼鏡屋に持ち込みレンズを外し、ばらした部品をラジオペンチで歪みを直し、再組みしてもらったら元通りになったのには驚いた。おしなべてアメリカの軍用品はどうせ死んでいく奴らが使うのだからと言う旧帝国陸軍の設計思想とは明らかに違うと感じた。

老眼が進み度付きレンズが不要になった今、このシューターをオリジナルのカリクロムイエローに戻したいのだが…どこにレンズをしまったかを思い出せない。度を入れた時、オリジナルのレンズを返さず、ネコババしようとした眼鏡屋の店員を怒鳴りつけてまで(しっかり捨て台詞返されたけど)取り返したレンズなのに(笑)…来年の引越しで出てくることを祈ろう。サクランボのシーズンになりそう・・・黄色いサクランボ♪♪

これはなんちゃってカリクロム。本物とはちょっと違う。

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