紀州寒蘭 旭鳳② 浦尾系

紀州寒蘭　旭鳳浦尾系です。

旭鳳①の写真もこの旭鳳と同じ株が数年後に咲かせた花です。

私が20代から30代にかけて、紀州には年に4回くらい遊びに行っていました。

その時に新宮で誠香園という蘭屋をやっていた前田氏と出会いました。前田氏は私の蘭の師匠と呼ぶべき存在で、蘭の育て方や、花の咲かせ方、蘭には坪採りがある事や、名前を変えてあっちとこっちの愛蘭会で登録されてること、昔は騙されたりなど、ここでは書けない事、写真の花は一番良い時の物、修正で違った花に見せられる事など、色々教えていただきました。

紀州に行った時は、いつも家に泊めていただき、ご飯に連れてっていただいたり、カラオケが好きでよくお供したり、楽しかった思い出ばかりです。

最近は富貴蘭にハマっていますが、蘭の小さな特徴などをきちんと見極める事などを教えていただいてとても役に立っています。

基本、三角咲の旭鳳が角度を変えて写真を撮ると平肩咲きに見えますね。

浦尾系旭鳳は平肩咲きに近く咲くのも特徴の一つです。

ちなみにこの写真は、世田谷のすずき園芸さんの木造の時のお店で撮った写真です。

紀州寒蘭 旭鳳① 浦尾系

富貴蘭の記事が続いてしまいました。

紀州寒蘭の旭鳳です。先に紹介した、赤鳳や日本の曙と同じ坪である樺谷産の赤花です。

初めて紀州愛蘭会の展示会に行った時、旭鳳が2鉢出品されていたと記憶しております。その内の１鉢が優勝していました。関東で寒蘭を栽培している私は寒蘭産地の展示会に初めて行った訳で、雄大な株立てで、花もとても大きく咲いているのを目の当たりにしてとても驚きました。

その時はまだ、寒蘭に坪採り品があり似た花があることも知りませんでした。

花かんざし

去年、セリで手に入れた花かんざしです。

前作者は、作名人のA井様、こんもりとバランスのよい株立てになっています。

今年の花はツノがあまり出ていなくて残念です。

また、来年。

赤兎

去年の上野のフウラン展で入手しました。

実はこの赤兎は2月に家族旅行で四国に行った時、途中で香川の三光園さんに寄った時に会った赤兎ちゃんでした。

親木とまあまあの子付きの株で売られていましたが、妻の目がある手前連れてかえるわけにもいかず、夏の上野に持って来てくれないかな？と淡い期待を持っていました。

去年の上野での夏のフウラン展に行った時に、直ぐに三光園さんのブースを覗くと、子供ははずされていましたが、あの赤兎ちゃんがあるではありませんか、今回は妻の目もないので迷うことなく手にいれました。

花が咲いてもツノが出ないこともありますし、花かんざし、花魁などが混ざっていたりと、なかなか手に入れるのが厄介な品種です。木姿で見分けるのは難しいです。

今年初めて咲かせてみましたが、花色、ツノなどがとても華やかです。

花が重いので、垂れてしまいますが、修正しながら咲かせれば、なんとかなりそうな感じがしました。

金牡丹

5年くらい前にヤフオクで手に入れた金牡丹です。

なかなか、ズングリしてしっかりとした金牡丹です。

この方からは以前大型の金牡丹を入れていましたが、面白味にかける木だったので、韓国に渡ってしまいました。その後、金牡丹の縞木に棚を切り替えていったのですが、なかなか縞木はつくりにくく、あの木を残しておけば良かったなんて思ってたりもします。