まぁ随分と綺麗な金牡丹だねー
川越の大工さんが作っていた金牡丹で、親木は韓国に渡ってしまいました。
だんだんと葉表にも細かい縞をながしはじめ、とても派手で綺麗な金牡丹になってしまいました。
手に入れた時はこんなに派手ではなかったのですが。だんだんとこんな柄になってしまいました。
これでは、いつ枯れてもおかしくありません。
元々は、葉裏に太い縞をながし、葉表にはそんなに縞を流していませんでした。
川越の大工さんが作っていた金牡丹で、親木は韓国に渡ってしまいました。
その子供の木を園主から譲りうけました。
だんだんと葉表にも細かい縞をながしはじめ、とても派手で綺麗な金牡丹になってしまいました。
ただ、柄が綺麗だと根下ろしが悪く困ってしまいます。
紀州では寒蘭シーズンになると、三重県から和歌山県にかけてあちこちで、地元の山採り品が中心となる展示会が開かれます。
那智愛蘭会の展示会で見かけた、浦尾系旭鳳です。
新宮愛蘭会で見かけた、浦尾系旭鳳です。
こちらは登録木、尾野さんから出た旭鳳です。
そんな展示会にも旭鳳や樺谷産の蘭もポツポツみかけられます。
旭鳳ラベルで私が浦尾系だと判定したのもありました。
那智愛蘭会の展示会で見かけた、浦尾系旭鳳です。
新宮愛蘭会で見かけた、浦尾系旭鳳です。
登録木とどう違うの?と言われると、パッと見はほとんど変わらないです。爆
登録木は舌先の舌点が丸く気持ち大きく入ると言われていますが、年によって変わったりたり、一花目、二花目でも舌点は変わります。
なんとなく雰囲気が違うとしかいい用が無いのです。無意識に相違点をとらえているかもしれませんが。
こちらは登録木、尾野さんから出た旭鳳です。
この旭鳳が、浦尾系旭鳳だと分かったいきさつをまだお話ししていませんでした。
それから、10数年後に紀州展で尾野さんと話す機会があり、私の旭鳳の写真を見せると、「これは浦尾さんの旭鳳だね」と即答してくれました。
私が初めて紀州愛蘭会の展示会に行った時、2鉢の旭鳳が出品されていたという話は以前の記事に書きました。
その時優勝した旭鳳は浦尾さんの旭鳳でした。そしてもう1鉢は尾野さんという方の旭鳳でした。その時は花の違いなど、見分けることが出来なかったし、気がつきもしませんでした。
それから、10数年後に紀州展で尾野さんと話す機会があり、私の旭鳳の写真を見せると、「これは浦尾さんの旭鳳だね」と即答してくれました。
尾野さんは旭鳳の登録者の親戚という事で、尾野さんの旭鳳は登録木だとも話してくれました。
この頃には、私も旭鳳をあちこちから集めていて、年によって大きく変わる樺谷の蘭だという事を差し引いても、微妙に花達がちがう事に気が付いていましたので、尾野さんの話が聞けて大きく納得できました。
この浦尾系旭鳳は、私が30年前に今は亡くなってしまいましたが、木守園芸さんという蘭屋さんから入れたものです。
旭鳳の花は、花軸の伸びが非常に悪いです。大垂れの葉なので、花軸が上がっている様に見えますが、並べてみると高さが足りないのです。笑
1本立てから10数年掛けて花をさかせるようになりました。
カタログ販売でしたが、旭鳳の中でも最高の花を咲かせると書いてあり、どういうことだ?と思って手に入れた記憶があります。十数年後にこの旭鳳が浦尾系旭鳳だと知る事になりました。この株は登録木ではなく、坪採りということです。
白西平の蘭や、貴峰系の花達みたく、それぞれ名前を付けてしまうのではなく、旭鳳というひとくくりにしてしまっているので、私の知る限りで7〜8タイプぐらいあるのではと思います
旭鳳の花は、花軸の伸びが非常に悪いです。大垂れの葉なので、花軸が上がっている様に見えますが、並べてみると高さが足りないのです。笑