6月13日(火)、平原綾香の通算4枚目となるニュー・アルバム『4つのL』を引っさげてのLIVE TOUR 2006 "4つのL"ツアーファイナルとなる日本武道館公演を観に行ってきました。
邦楽アーティストのライヴは、昨年末12月27日の東京ドームでのMR.CHILDREN DOME TOUR 2005‘I ♥ U’追加最終公演以来2度目となった今回の平原綾香 LIVE TOUR 2006「4つのL」ツアーファイナル日本武道館公演ですが、まず何よりも驚いたのが、その客層の幅広さでした。今まで、洋楽を中心に多くのコンサートに足を運んできましたが、これ程の老若男女幅広い世代の客層は、ポール・マッカートニーの来日公演以外は思い浮かびませんし、ましてや平原綾香のような20代前半の若手アーティストの公演で、これ程の幅広い客層を目の当たりにしたのは初めてで、大変驚きました。やはり、クラシカル・クロスオーヴァーというジャンルに属する音楽性と関係はあるとは思いますが、それでも現在、これ程の老若男女幅広い世代に支持されている若手アーティストって、日本のみならず世界的に見ても希有な存在だと思います。
また、シックな衣装で歌っているイメージがあったので、ミニスカート姿での登場にも予想外でビックリしましたし、歌っているときの本格派な雰囲気と全く異なるMCでの現役音大生らしいお茶目さにも、良い意味でのギャップを感じました。
そして、コンサートについては、ツアーファイナル日本武道館公演ということもあるのでしょうが、ツアーバンドに加えて24人編成のオーケストラや父であるサックス奏者、平原まことを含むブラス・セクションも加わっていて、アンサンブルが素晴らしく、感動しました。また、ニュー・アルバム『4つのL』収録の「アリエスの星」では、作曲者の宮川彬良がピアノで加わり、平原まことの演奏するソプラノサックスと共演するというスペシャルな演出もあり、まさに鳥肌モノでした。また、その共演の前にあったアリーナ中央に設けられたセンターステージでのアコースティック・セットも、本来はステージ自体回るものを用意したかったそうですが、予算の関係で断念した、と語っていた平原綾香ですが、代わりに用意したという回転椅子の上で、クルクルと回りながら歌っていたのも、かわいらしくて良かったですし、そこで演奏されたニュー・アルバム『4つのL』収録の「I will be with you」やカヴァー集『From To』収録のサザンオールスターズの名曲「いとしのエリー」のボサノバ調カヴァー、「Come On - A My House」(51年の米ヒット曲)といった曲の新カヴァーもジャジーな感じで素晴らしかったです。
また、コンサート後半でのアルバム『The Voice』収録の「虹の予感」では、ストリングス・セクションが間奏から立ち上がって楽しそうに演奏していたのも、曲調ともマッチしていて印象的でしたし、コンサート前半でのニュー・アルバム『4つのL』収録のNHKトリノ放送テーマソング「誓い」やコンサート後半でのアルバム『The Voice』収録のNHK「みんなのうた」として2004年10~11月に放送された「Hello Again, JoJo」、ニュー・アルバム『4つのL』収録の映画『四日間の奇蹟』主題歌「Eternally」やこの度2年5ヵ月あまりの歳月をかけて出荷枚数で100万枚を突破したデビュー曲「Jupiter」での、壮大なパフォーマンスと圧倒的な歌唱力はもう圧巻の一言でした。
そして、アンコールでは、折角だから、ということでファンの要望に応え、荒川静香選手のイナバウアーのまねをお茶目に披露したのですが、その上体反らしが凄く、その体の柔らかさに会場一同驚きの声と共に拍手が沸き起こり、「歌より拍手が大きいです!」とお茶目な笑いを誘ったりもしていました。それからツアーファイナル日本武道館公演ということで、特別に7月19日発売予定の新曲「Voyagers」が初披露され、その後、長いタメの後、ついに自分が平原綾香を好きになったきっかけの曲でもあるドラマ『優しい時間』の主題歌「明日」が披露されました。この曲は、ハープ音がキーボードで演奏されていたのだけが少々残念で、できれば生ハープで演奏してもらいたかったです。でも、あの深みのある豊かな歌声で語りかけるように歌う様は、まさに鳥肌モノで、グッときました。そして、最後はニュー・アルバム『4つのL』収録の「スタート・ライン」で締めくくったのですが、その壮大な聖歌を聴きながら、自分もまだまだこれからだ、と気持ちを新たにした次第でした。
ということで、壮大なスケールが圧巻のツアーファイナル日本武道館公演でしたが、それにしても平原綾香のスケールの大きい圧倒的な歌唱力は、生で聴いても素晴らしく、正しく本物だと再認識しました。今後の益々の活躍がとても楽しみな逸材です!
最後に、その日のSet listを下記にご紹介します:
~Theme of LIVE~
1. Circle Game
2. i
3. はじまりの風
4. 誓い
~Theme of LOVE~
5. I will be with you (acoustic)
6. いとしのエリー (acoustic)
7. Come On - A My House (acoustic)
8. アリエスの星
9. Hello Again, JoJo
~Theme of LUCK~
10. TRUE LOVE
11. 虹の予感
12. 君といる時間の中で
13. Reset
~Theme of LIFE~
14. 心(「WILL」シングル・バージョン)
15. Eternally
16. Jupiter
17. Music
Encore
18. Voyagers
19. 明日
20. スタート・ライン
邦楽アーティストのライヴは、昨年末12月27日の東京ドームでのMR.CHILDREN DOME TOUR 2005‘I ♥ U’追加最終公演以来2度目となった今回の平原綾香 LIVE TOUR 2006「4つのL」ツアーファイナル日本武道館公演ですが、まず何よりも驚いたのが、その客層の幅広さでした。今まで、洋楽を中心に多くのコンサートに足を運んできましたが、これ程の老若男女幅広い世代の客層は、ポール・マッカートニーの来日公演以外は思い浮かびませんし、ましてや平原綾香のような20代前半の若手アーティストの公演で、これ程の幅広い客層を目の当たりにしたのは初めてで、大変驚きました。やはり、クラシカル・クロスオーヴァーというジャンルに属する音楽性と関係はあるとは思いますが、それでも現在、これ程の老若男女幅広い世代に支持されている若手アーティストって、日本のみならず世界的に見ても希有な存在だと思います。
また、シックな衣装で歌っているイメージがあったので、ミニスカート姿での登場にも予想外でビックリしましたし、歌っているときの本格派な雰囲気と全く異なるMCでの現役音大生らしいお茶目さにも、良い意味でのギャップを感じました。
そして、コンサートについては、ツアーファイナル日本武道館公演ということもあるのでしょうが、ツアーバンドに加えて24人編成のオーケストラや父であるサックス奏者、平原まことを含むブラス・セクションも加わっていて、アンサンブルが素晴らしく、感動しました。また、ニュー・アルバム『4つのL』収録の「アリエスの星」では、作曲者の宮川彬良がピアノで加わり、平原まことの演奏するソプラノサックスと共演するというスペシャルな演出もあり、まさに鳥肌モノでした。また、その共演の前にあったアリーナ中央に設けられたセンターステージでのアコースティック・セットも、本来はステージ自体回るものを用意したかったそうですが、予算の関係で断念した、と語っていた平原綾香ですが、代わりに用意したという回転椅子の上で、クルクルと回りながら歌っていたのも、かわいらしくて良かったですし、そこで演奏されたニュー・アルバム『4つのL』収録の「I will be with you」やカヴァー集『From To』収録のサザンオールスターズの名曲「いとしのエリー」のボサノバ調カヴァー、「Come On - A My House」(51年の米ヒット曲)といった曲の新カヴァーもジャジーな感じで素晴らしかったです。
また、コンサート後半でのアルバム『The Voice』収録の「虹の予感」では、ストリングス・セクションが間奏から立ち上がって楽しそうに演奏していたのも、曲調ともマッチしていて印象的でしたし、コンサート前半でのニュー・アルバム『4つのL』収録のNHKトリノ放送テーマソング「誓い」やコンサート後半でのアルバム『The Voice』収録のNHK「みんなのうた」として2004年10~11月に放送された「Hello Again, JoJo」、ニュー・アルバム『4つのL』収録の映画『四日間の奇蹟』主題歌「Eternally」やこの度2年5ヵ月あまりの歳月をかけて出荷枚数で100万枚を突破したデビュー曲「Jupiter」での、壮大なパフォーマンスと圧倒的な歌唱力はもう圧巻の一言でした。
そして、アンコールでは、折角だから、ということでファンの要望に応え、荒川静香選手のイナバウアーのまねをお茶目に披露したのですが、その上体反らしが凄く、その体の柔らかさに会場一同驚きの声と共に拍手が沸き起こり、「歌より拍手が大きいです!」とお茶目な笑いを誘ったりもしていました。それからツアーファイナル日本武道館公演ということで、特別に7月19日発売予定の新曲「Voyagers」が初披露され、その後、長いタメの後、ついに自分が平原綾香を好きになったきっかけの曲でもあるドラマ『優しい時間』の主題歌「明日」が披露されました。この曲は、ハープ音がキーボードで演奏されていたのだけが少々残念で、できれば生ハープで演奏してもらいたかったです。でも、あの深みのある豊かな歌声で語りかけるように歌う様は、まさに鳥肌モノで、グッときました。そして、最後はニュー・アルバム『4つのL』収録の「スタート・ライン」で締めくくったのですが、その壮大な聖歌を聴きながら、自分もまだまだこれからだ、と気持ちを新たにした次第でした。
ということで、壮大なスケールが圧巻のツアーファイナル日本武道館公演でしたが、それにしても平原綾香のスケールの大きい圧倒的な歌唱力は、生で聴いても素晴らしく、正しく本物だと再認識しました。今後の益々の活躍がとても楽しみな逸材です!
最後に、その日のSet listを下記にご紹介します:
~Theme of LIVE~
1. Circle Game
2. i
3. はじまりの風
4. 誓い
~Theme of LOVE~
5. I will be with you (acoustic)
6. いとしのエリー (acoustic)
7. Come On - A My House (acoustic)
8. アリエスの星
9. Hello Again, JoJo
~Theme of LUCK~
10. TRUE LOVE
11. 虹の予感
12. 君といる時間の中で
13. Reset
~Theme of LIFE~
14. 心(「WILL」シングル・バージョン)
15. Eternally
16. Jupiter
17. Music
Encore
18. Voyagers
19. 明日
20. スタート・ライン
WOWOWの放送では、大好きな「明日」を含むアンコールでの演奏分が全てカットされていたので、もし完全収録ライヴDVDとして出るのであれば、絶対に買います。ということで、詳細の発表がとりあえずは待ち遠しいです。
それにしても、ツアーファイナル日本武道館公演は、ほんとに圧巻で素晴らしかったですね。来月21日のWOWOWでの放送がほんとに待ち遠しいです:
http://www.wowow.co.jp/music/hirahara/
このライブは物凄い衝撃を受けましたし感動的でしたね。今でもあの場面が頭から離れません!