今でもポップ・ミュージック・ファンの間では人気の衰えないジェリーフィッシュ。 90年発表のデビュー・アルバム『ベリーバトゥン』を初めて聴いた時は、ビートルズのポール・マッカートニーやビーチ・ボーイズ直系のポップなナンバー満載で、痛く感動したものでしたし、93年発表のセカンド・アルバム『こぼれたミルクに泣かないで』に至っては、ビートルズが発表したロック・ミュージックの金字塔と称されるアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』やビーチ・ボーイズの史上最高のアルバムと評価される『ペット・サウンズ』、クイーンを想起させる、まさに凝りに凝った万華鏡ポップ・ワールドが展開されていて、正直、度肝を抜かされたものでした。しかし、案の定、ビートルズが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で音楽的に頂点を極めた後、解散へと向かっていったように、ジェリーフィッシュも『こぼれたミルクに泣かないで』で音楽的に頂点を極めてしまった為か、そのセカンド・アルバムが最後の作品となってしまいました。
解散後、中心メンバーだった元メンバーのうち、アンディ・スターマーはもっばら、ジェリーフィッシュのファンだった奥田民生やPUFFYとのコラボレーション以外さほど目立った動きはなく、未だに自身が表に立った活動はしておりませんし、ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.もインペリアル・ドラッグ、ムーグ・クックブックなどの活動はしていましたが、正直、関心を惹くに至りませんでした。(ジェイソン・フォークナーも、元メンバーの一人ですが、デビュー・アルバム『ベリーバトゥン』リリース後に脱退しています。)しかし、2005年3月よりネット先行配信が開始され、ジェリーフィッシュを感じさせるサウンドと評判になっていた初のソロ名義アルバムであるこの『ソリッド・ステイト・ウォリアー』は、2006年2月に遂に日本でCDアルバムとして発売になったのを機に、早速、購入した訳ですが、正に評判通りの「ひとりジェリーフィッシュ」の世界が展開されていて、超感動モノでした。
とにかく、キャッチーでメロディアスな楽曲満載のこの『ソリッド・ステイト・ウォリアー』、ジェリーフィッシュのファンの期待は決して裏切られることはない、ポップの魔術師ことロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.渾身の傑作ですので、かつてジェリーフィッシュを聴いて惹かれた方は勿論のこと、知らない世代の方にも、とりわけポップ・ミュージックのファンには、是非とも聴いて貰いたい一枚です。また、この『ソリッド・ステイト・ウォリアー』がきっかけで、ジェリーフィッシュに興味を抱いた方には、2枚のオリジナル・アルバム『ベリーバトゥン』『こぼれたミルクに泣かないで』のほか、2002年に発表されたCD4枚組のボックス・セット『FAN CLUB』などからも選曲された全20曲収録のベスト・アルバム『Best!』が、2006年5月8日に英国でリリースされ、輸入盤で既に発売中ですので、そちらもお薦めです。また、今年はフジ・ロックと共に遂に単独のソロ公演も決定し、10月30日Shibuya CLUB QUATTRO、11月1日Shinsaibashi CLUB QUATTROで行われますので、興味のある方は、是非とも久々のライブもチェックしてみてください。
解散後、中心メンバーだった元メンバーのうち、アンディ・スターマーはもっばら、ジェリーフィッシュのファンだった奥田民生やPUFFYとのコラボレーション以外さほど目立った動きはなく、未だに自身が表に立った活動はしておりませんし、ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.もインペリアル・ドラッグ、ムーグ・クックブックなどの活動はしていましたが、正直、関心を惹くに至りませんでした。(ジェイソン・フォークナーも、元メンバーの一人ですが、デビュー・アルバム『ベリーバトゥン』リリース後に脱退しています。)しかし、2005年3月よりネット先行配信が開始され、ジェリーフィッシュを感じさせるサウンドと評判になっていた初のソロ名義アルバムであるこの『ソリッド・ステイト・ウォリアー』は、2006年2月に遂に日本でCDアルバムとして発売になったのを機に、早速、購入した訳ですが、正に評判通りの「ひとりジェリーフィッシュ」の世界が展開されていて、超感動モノでした。
とにかく、キャッチーでメロディアスな楽曲満載のこの『ソリッド・ステイト・ウォリアー』、ジェリーフィッシュのファンの期待は決して裏切られることはない、ポップの魔術師ことロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.渾身の傑作ですので、かつてジェリーフィッシュを聴いて惹かれた方は勿論のこと、知らない世代の方にも、とりわけポップ・ミュージックのファンには、是非とも聴いて貰いたい一枚です。また、この『ソリッド・ステイト・ウォリアー』がきっかけで、ジェリーフィッシュに興味を抱いた方には、2枚のオリジナル・アルバム『ベリーバトゥン』『こぼれたミルクに泣かないで』のほか、2002年に発表されたCD4枚組のボックス・セット『FAN CLUB』などからも選曲された全20曲収録のベスト・アルバム『Best!』が、2006年5月8日に英国でリリースされ、輸入盤で既に発売中ですので、そちらもお薦めです。また、今年はフジ・ロックと共に遂に単独のソロ公演も決定し、10月30日Shibuya CLUB QUATTRO、11月1日Shinsaibashi CLUB QUATTROで行われますので、興味のある方は、是非とも久々のライブもチェックしてみてください。
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