この一連の出来事が朝日新聞県版で、
08/12、09/9、09/12の三度掲載されました。
当時記者と少し会話を交わしましたが、何故か
「議会を混乱させるから謝った方がいい」と、言う。
私は、新聞記者は社会問題を提起、より良い方向に向かう為の記事を書く人たち、と、捉えていましたからこのアドバイスには疑問を感じました。
後で振り返りこの新聞記者がなぜ、私に体制寄りのアドバイスしたのか、この記者の記事内容も、事情を知らない人から見れば、懲罰受けた私に非があるように受け取られるものでした。
当時、
私は、誰もが知っている国会議員のサポーターで、時々集会に参加していました。事情を話したところ絶対謝罪はしない事、とアドバイスを受けましたが、それを貫けば、さらに追い込まれることを考え妥協したのでした。
この時点で、正当な議会と思えなくなって、
まともに相手すれば貶められる、と感じたのです。
その頃、都市部の議員とも一緒に活動していましたが、
その人たちが言うには「穏便に上手くやる事」と、進歩派にしては意外な答え。
「いや違うでしょ、それじゃ程々の活動しかできない」と、、やはり村のと都市部の政治の違い、事情の受け止め方の違いがある事を知りました。
当時議員広報にも大々的に取り上げられていましたから、身に覚えのある人には戦々恐々だったに違いありません。ある人は電話で探りを入れています。議員の後ろに多くの支持者が控えています。
機関紙発行は、批判攻撃の的になる覚悟が必要でした。
子供にも微妙な影響を与えていましたが弱気ではさらに
精神面に深手を負うと強気を心掛けました。
全国的にこのように理不尽な立場に追い込まれた方は結構多いと思います。懲罰は殆ど冤罪に近いと思います。
今にして思えば、国会ー地方議会、議会が憲法、法律の下に正常に運営出来なくなる、何らかの謀略が進んでいたのかもしれません。
そのような背景を理解して読んでいただけば現在、
日本の置かれている何が問題かがわかって来ると思います。
引き続き、記事転載していきます。
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謝罪文を載せずに機関紙発行
西山議員によると、その後3月に議長に謝罪文を出したが、
これではダメだと突っぱねられたと言う。
そもそもこの間の議会側の対応には不満があった西山議員。
そこでそっち議会側がそう出るならこちらもと、
強硬策に出ると考えたのだろう。
機関紙の審査を受けることや機関紙に謝罪文を載せることの
法的根拠を求めたが回答がなかった。
法的根拠がないなら機関誌審査や謝罪文掲載の要求に応じないとして、謝罪文を載せず次号の機関紙を発行した。
最初に問題となった機関紙は昨年11月7日発行のNo,10、一方次号のNo,11を発行したのは、今年7月23日だが西山議員自らが語ったように、そこには一連の騒動に対する謝罪文は掲載されていない。
当然、これを見た同僚議員らは約束が違う、と反発。
その直後の今年9月議会初日の、
9月10日に2度目の辞職勧告決議を可決し、
「西山議員とは一緒に審議できない」として、
一斉退席して延会となった。
同議会では、翌11日も、同様の事情で議員が退席、
2日続けて延会となったが、週明けの14日、
西山議員を三日間の出席停止の懲罰に科し、
議会を再開させた。
この件について朝日新聞県版にこんな記事が掲載されている。
[『出席停止の』懲罰は、昨年西山氏が発行する機関紙に同僚議員らを批判するような文章を載せたことをめぐって、
出すことになっていた謝罪文への言動が原因と言う。
「10日に議場で『謝罪は紙一枚にも取るに足らないこと』、
などの発言は、議会に対する冒涜」としていたZ議員らが提案。懲罰特別委員会で本人の弁明を聞き、結論を出した]
西山議員によると、「3月に議長に謝罪文(機関紙に載せる予定だった文書の案)を出したところ、『こんな紙切れ1枚で』といった趣旨のことを言われたと言う。
それが新聞記事にあった議会での「紙一枚に取るに足らないこと」との発言につながったのだろう。
ともかく、一連の騒動の経過はおおよそ以上のようなもの。
こうした同議会の現場について、
ある程度事情を知っている郡内のある議員は、
「理由はどうであれ、住民の負託を受けた議員が審議を拒否すると言うのは、許されることではない」と述べた一方、
全く事情に通じていない他地域の議員に事情を話し、発端となった西山議員の一般質問の是非(『議会の品位を汚す』ものかどうか)審議拒否の妥当性について意見を求めると、
次のような見解を示した。
「先ず、一般質問の通告文書がどうなっていたかが問題です。それと同じ文章、すなわち西山議員の機関紙に乗せられていた文面を指す)で通告があったとすれば、それを議会事務所と議長が受理し、議運にも図られていると思うので、
それに基づき質問したことが、品位を、汚すと言うのは議会側が間違っていると思います。
そうではなく、例えば、『職員採用について』と言った程度の文面であったのに、
壇上ではそういった踏み込んだ発言をする場合もありますが、それでも大した問題では無いように思います。質問者に『執行部に対するひどい批判だ』と、指摘するくらいで良いのではないでしょうか。むしろ、前村長時代の身内採用に関わっている議員が、暴かれると困るので質問言った議員をいじめてるような印象を受けます。
そうなると、議会の自殺行為のような感じです。また『反省のない議員と一緒に審議できない』と言うのは筋違いも甚だしいと思います。これも議員間のいじめで、議会の自殺行為だと思います。
******* 政経東北 2009 10月号、
最後部分の新聞記事「紙一枚に取るに足らない」は事実を曲げたもの、特別懲罰委員会で本人の弁明とありますが、曲解を承諾した覚えはないのです。これは、機関紙の件の根拠について説明できないので矛先を変えてきたのでしょう。Z議員らと記者の関係はどのようなものか当時は未だわかっていませんでしたが、最近のメディアの問題から体制寄りの新聞といえば納得いきます。
最後の5、6行、まさに❗️
2021 6/21