【幸福うさぎ丸拡散日記】 道州制は無駄が多くて頓挫します。

2013-10-19 01:28:32 | 幻の幸福うさぎ丸拡散日記

幸福うさぎ丸です。

 

道州制が注目されています。
でもこれ、ダメダメですね。

道州制には、行政の無駄を排するイメージがあります。
しかし、結果はむしろ逆になります。

私は予言します。
道州制は時間と予算の無駄、そして地方予算の不足で頓挫します。

よく、東京の一極集中が問題とされます。

「地方から東京に、陳情に行くのは無駄だ。」
「地元のことは、地元で解決すべし。」

これが道州制の動機でしょうね。
しかし皆さん、考えてください。

皆さんの暮らす地域から、道州制で首都になる都市に行くのと、東京に行くのとでは、どちらが早く着きますか？
東京に着く方が、早いはずです。

ほとんどの県には空港があり、東京への直通便があるからです。
一方、島根から広島に、高知から高松に行くにも、飛行機の直通便はありません。

ですから、道州で各問題を議論をするより、東京に行って陳情する方が早く着きますし、
各省本庁は行政権限がはっきりしていて、解決も早いのです。

距離が近くてもダメです。
移動時間と、解決に要する時間が重要です。

道州制ではこれまで以上に、行政処理に時間を取られますから、その分地方行政は停滞し、行政コスト上昇を招きます。

国税の地方予算化も、人口が少なく、産業基盤の弱い所からダメになって行きます。
そして、道州制を維持するための新税が必要となるでしょうね。

東京や、地域の主要都市間の、移動時間を縮める対策こそ、地方を活性化させるのです。
道州制ではそのことが、むしろできなくなります。

 

「土佐のくじら」より転送　http://blog.goo.ne.jp/orbakuchan/e/888564b17a42c38dcf8cdbcabc5e413b