かなりドラマチックな表題ですが、英国が主導、アメリカの了解で、イラン制裁が解除。 記事中に「我慢強い外交が結実した」と。
「へ~、そですか?」
最近あまり目にしない英国外交ですが、「がま強く」健在なんですね。
すっかり支那・中国外交に飲み込まれたと思っていましたが。
トルコとロシアの対立はかっての露土戦争に再来。地政学上の要衝のボスポラス海峡の覇権攻防をめぐるロシアとトルコの宿命の対決でしょう。
サウジアラビアとイランの衝突は英国とフランスのサイクス・ピコ協定の塗替えと、値下がりと供給量のだぶつき、オイル価格の主導権を見据えた衝突かもしれません。
東に目をやれば、支那が南シナ海の覇権を主張し膨張、権益拡大を狙い、「一帯一路」構想は明帝国の版図どころか、ジンギスハンの蒙古帝国をも彷彿させる大野望が透けて見えてます。
そこに、「一つの中国」を言う支那へ、台湾のアイデンティティを前面に出す独立志向の強い台湾が出現しました。支那は国境を接する全ての国と敵対関係にあって、その解消に、ジンギスカンの版図の夢を見て興奮しているようです。
こうしてみると、大英帝国、トルコ・オスマン帝国、ロシア帝国、ペルシャ帝国、明帝国が揃い踏みです。
ユーロー圏のの多くは、オーストリア・ハプスブルグ帝国の流れを継承してるとすれば、正に「帝国の時代」の再来に見えても不思議ではありません。
事実、多くの利権と利害、人種・宗教と言う文明、覇権の衝突で、世界は日、一日ときな臭くなって、第三次世界大戦の淵に立つなんてことが言われますが、実感できます。
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