ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

「二二八事件」-台湾現代史の闇

一昨日、【228事件】を紹介しました。 投稿記事で申しましたとおり歴史博物館の【228事件のジオラマ】を撮影しようといきこんで出掛けたのですが、17時半にはすでに休館。

土日は、21:30分までとの情報をHP確認したつもりでしたが、どうやら、【228事件記念(?)国民休日】と、土日が絡んだ関係のようです。

博物館の公式HPの記載を一部転用しますと、
『高雄私立歴史博物館は、日本統治時代には高雄市役所でした。戦後、高雄市政府として生まれ変わり、二二八事件の高雄における重要な歴史的現場の一つとなりました。高雄市二二八事件処理委員会がここで集会を開いただけでなく、1947年3月6日、政府軍隊武力鎮圧の初めの一歩がここから始まりました。この重要な歴史的現場に歴史のシチュエーションが再現されることは、実に重要な意義を持っています。』

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無差別の虐殺と内省人による殺戮が繰り広げられた、台湾現代史の闇ともいうべき事件は大きな内面の傷を引きずっています。

台湾人と付き合っていて、思うことが幾つかあります。

■政治には関わらないことを信条として生きている内省人、選挙の時に「そっと」「民進党」に投票する。

■その結果、高雄市、台南市は昔から「民進党」が強いです。

■横着な運転や、明らかな、交通違反で、とんでもない走り方をするのを見て、管理人が怒りだすと、管理人をなだめて、相手が何者か分から無いから、滅多なことで怒ったりするなといいます。 もう見て見ぬふりの、「我関せず」の世界です。

以上の行動は程度の差はともあれ、内省人に特有のニヒルに敗北主義と鬱積した心理が漂うのを見て取れる瞬間です。 とにかく小さなそして親切心からの「注意」もほとんどしません。

昨年3月4月の学生による「立法院」の占拠と一連の「ひまわり運動」は長引くに従い、多くの年配の内省人の胸に去来したものは、良いに付け、悪しきにつけ、「二二八事件」の過去であったはずです。

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■歴史博物館です。建物とジオラマの建物の形状が同一です。日本統治時代の高雄市役所庁舎です。この場でも事件が起きて、各場面がジオラマ化され 常設展示、他の展示ブース合わせて歴史博物館になっております。

実は、高雄市での「二二八事件」の蜂起は、元市庁舎である、現存の歴史博物館の周囲と中で起こりました。 大変見応えのあるジオラマと資料館になっています。

本日も月曜日で休館日、近日中に再挑戦することにしますします。

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