こんなアホな対談記事が、gooニュースサイトでビジネスジャンルの4位(22日14時)・ソース元、対談者、発信はツッコミ満載?
切り口にドイツを使う滑稽さ。
人口は8000万人、面積は35.7万平方キロメートル(日本の約94%)だから似たようなもといえば、似てるが、日本の地形は明らか異なる。
国土の背骨は山岳地帯だから、平面積では圧倒的日本はハンデある。
ドイツを引き合いに、日本の地形、エネルギー構造、安全保障を語るのなら、kazanなら以下のように言うだろう。
ベルリンの壁が崩壊したのが1988年、そして1993年11月1日のマーストリヒト条約で成立したのがEU。
加盟国の通過発行権を認めずに統一域内通貨ユーロを課することで、それまでの工業国として優位性が、それまでのマルクの優位性でマルクをユーロに置き換えたことによる付加価値と競争力が一気に増大し、そのまま経済成長が持続しただけのことではないか。
現状見るなら、先端技術はほとんど皆無、ドイツ銀行はこの数年破綻状態を指摘されており、ドイツ銀行、自動車産業、自動車関連産業を支えているは、リーマンショック後では中国資本にオンブにダッコ状態でいいとこ取りをしてきた結果だろう。
だから、トランプ大統領は、NATO軍経費という切り口で増額を要求し、メルケルと決定的対立になったほどだ。
簡単にいうなら、ドイツが東京都で、その他の都道府県がドイツを除くEU加盟国という構図で、田中派を継承する竹下派のお手盛り傀儡内閣の宮沢熹一が1992年の天皇皇后両陛下の訪中を実現させた。
これによって、1988年天安門事件で、世界に先進国が完全な足並みを揃えて構築した対中経済制裁破りをしたことで、ここから日本経済の右肩下がりが始まった現代日本経済史を語る知性すら持ち合わせてない能書きを発信するのは、お粗末過ぎると言える。
この間、バブル崩壊、日米半導体戦争の敗北、民主党政権があり、3.11、脱炭素社会を経験した。
偉そうにエネルギーがナンチャラと知ってるなら、この間にエネルギー環境は、一足飛びに原発の運転停止、再生エネルギーの導入で日本の産業地図は激変したのは周知の通りではないか。
さらに、農業、水産業とて、エネルギー産業とリンクしているのは、常識事項でこれをドヤ顔で対談する愚を指摘したい。
政、官、財、学が足並みをそろえて、日本の生産性をしばりつけ、文化がドーダラいうのは論外極まりない。
発信したメディアはプレジデント社だが、ググれば一橋グループで、東京では、その他に著名なグループに音羽グループとkadokawaグループがあるらしいことを知った。
なるほど、こうしてみると、夕刊現代が音羽グループの系譜・経脈にあるとすれば、とりあげた企画の舞台裏は「目くそ鼻くそのフンコロガシ」としか見えてこない。
そんな印象の記事で、こんなアホな対談記事が、gooニュースサイトのビジネスジャンルの4位(22日14時)に、ランクインしていた。。。