若いころ、憧れていたのは、
自分の好きなように仕事をして、それがお金になるような仕事。
たとえば漫画家なら、自分が面白いと思うような作品を描き、
それが大ヒットして大金に化け、自分に帰ってくる。
デザイナーでもアーティストでも、
とにかく、自分の思い通りに作品を作って、
周りがそれに合わせて事業を展開してくれるような形態だった。
…気がする。
そして43歳になったいま思う。
仕事とは、能力の限り自分を変えて、
周りの要望どおりの結果を出すことである、と。
自分の形を柔軟に変え、
依頼人を満足させるために尽力することが、
仕事の本質であると思うようになった。
若い頃、憧れていたような人たちを見ると、
みんな実は、そうやっていたのではないかという気もしてくる。
依頼人の要望に応えてこそ、プロフェッショナル。
それが、おそらくプロフェッショナルの本質なんだな。
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