
童謡の「とおりゃんせ」は、懐かしい歌です!

この童謡は、江戸時代に歌詞が成立したと見られますが、その発祥の地が川越市・三芳野神社だと、
ご存じでしたか?
◆童謡発祥の川越・三芳野神社は?


平安時代初め807年に創立され、埼玉県指定文化財に。
三芳野神社には、「天神さま」と呼ばれる菅原道真が祀られる。
庶民の信仰が厚く、大祭や七五三のお参りは大変賑わう。
三芳野神社縁起によると、川越城築城以前から現在の地にあった。
しかし、太田道真・太田道灌父子による川越城築城で、城内の天神曲輪に位置することになってしまった。

江戸・寛永元年(1642年)に、時の城主・酒井忠勝が三芳野神社を再建するも、機密漏えい防止のため
庶民の通行を禁止とした。
◆童謡「とおりゃんせ」発祥の背景
三芳野神社は庶民の信仰が大変厚く、川越藩も年に一度だけ七五三のお参りの通行は許した。
お参りのルートは、

南大手門から入り→ 田郭門 → 富士見櫓を左手に見て→ 天神門 → 三芳野神社(天神さま)へ続く
細道を進む。
初めて城内に入る庶民としては、分りづらいルート・恐い見張り番の居る各門での問答等、一大決心
が必要だったんでしょう。
参拝の帰りは、城内の情報が漏えいチェックに?特に厳しく取調べが行われた。
城内の見張り番と、参拝で訪れた親族との問答が、「とおりゃんせ」の歌詞に“行きはよいよい帰りは怖い”
となって表現された様です。
地元の「言い伝え」は、歴史的背景が含まれており、大切に伝承したいですね!

※画像借用
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