桜嫌い
宮部みゆきの時代小説「ぼんくら」の主人公 井筒平四郎は桜が嫌いだ。下を向いて咲いている景気の悪い花だと言っている。また、遠い昔から名だたる文人墨客に褒められ続けているのに未だに...
躑躅に埋もれて
道路や街の公園で見かけるツツジは剪定され手入れされているので、それほど丈は高くないが、今日行って来た神社のツツジはすっぽりと人間を覆い隠すくらいに背を伸ばしていた。 入り口で猫が...
桜散る
桜が散って、今年も押しも押されもせぬ(?)春となった。子供の頃は全ての桜の木にさくらんぼが生ればいいのになぁと毎年思っていたが、それは今も変わることがない。さくらんぼは実に美味...
足早に
足早に春は過ぎ行き、桜もまた散り行く。秋とは違った感傷的な気持ちになる時期である。桜の潔い散り様に自分もそうありたいと思うからだろうか。卒業のシーズンだからだろうか。旅立ちの時...
桜雨
昨日はっきりしない曇天よりむしろ雨の方が風情があっていいと書いたら、今日は一時雨の天気となった。雨はいいけど風は要らないのだ。けっこうな風が吹いたので、近所の公園の桜は派手に散...
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