中学受験をするのは、親も子も大変です。
精神力とお金を要します。
そんな大変な思いまでしてどうして受験するのか。
大きく分けると二通り。
消極的理由と積極的理由があります。
消極的・・・というのは、「地元の公立中学に行きたくないから。」
行きたくない理由は様々ですが、
今のところ公立中学は、校区が決められているので、
「あの学校に行きたいくない」と思ったら、引っ越すか私立中学しかないですよね。
地元の中学が荒れているという理由で、私立を考えはじめる方は多いように感じます。
荒れている・・・=自分の子どもが不良になる!とか悪い影響を受ける!ということはないにしても、
先生方の時間と労力が裂かれることは事実だし、
巻き込まれる可能性はないとはいえませんからね。
あとは、小学生の時にいじめられた、もしくは学級崩壊があった、とかで、
同じ小学校出身者が通う中学校に行かせたくない場合もありますね。
積極的・・・は、
行きたい(行かせたい)中学校がある場合。
これは建学の精神や、校風、ご両親の母校・・・など、
きっかけは様々ですが、とにかく、消去法じゃなくて積極的に学校を選択するケース。
それから、これは今後は動機として減るかもしれませんが、
公立中学校は「ゆとり教育」だったので、
「ゆとりじゃない」カリキュラムで学ばせたいケース。
私立中学は独自のカリキュラムがあり、各学校のパンフレットにもそういうものが提示されているので、
どんな風に何が学べるのかが明解です。
あとは公立に比べて、
施設や、設備が充実しているとか、
先生に転勤がないので、一貫した教育が受けられるとか、
(公立だと、校長先生が変わると、方針が変わってしまったり、担任によって格差があるように思います)
ご父母が意見を言いやすい(聞き入れられやすい)とか
将来の大学進学または就職に有利などでしょうか。
デメリットとしては
地元の友人ができにくい点、
少人数の均質な集団の中で育つので、多様性が身につきにくい点
通学に時間とお金がかかる点
が考えられるでしょうか。
どちらにしても、
「私立中学を受験する」ということを考えたということは、
こういう色々なことを考えて、
家族で話し合って、
選択した結論だということが言えると思います。
いろいろ考えて、あえて公立、というケースもあると思いますが、
私立中学受験という選択は、思いつきやなんとなくではできません。
どちらが良い、ということではなく、
世の中にはいろいろな価値観があり、
それぞれの理由や背景があるわけです。
muyfiaくん、こんなところでどうでしょうか。
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ひまわり先生
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