講談えほんシリーズ だ!!
吉田さんの絵だ!!
と、迷わず、借りてきました
講談だと、イメージ的に戦で活躍した方とかが多いのかなと
勝手に思っていましたが
主役が町人で、恋愛もの!?
当時の身分とか、親子関係とか、お家後継ぎ関係とか、主従関係とか
いろいろあるわけですよね
でも、時代を超えても、変わらないモノ
人間性とか、情とか を取り上げられているようで
変わらないわけで、現代にも通じるような筋みたいなものがあります
大金持ちの一人娘のお花ちゃんは、お父さんの言う通りにしか
生きられないのかな・・・と思いきや!!
「人間万事塞翁が馬」なんぞといいますがー
うわぁ~!!本当だ!! なんです
嫌な奴をぶんなげるのもスカッ!とするし
お花ちゃんの見る目が、一番間違いがなかったんだねーとか(笑
吉田さんの絵がいいです
三毛猫ちゃん、いいあじ出してます(笑
これ、ほしいなぁ~(笑
「大名花屋」
作:石崎 洋司
絵:吉田 尚令
監修:神田 伯山
講談社
2022年10月13日初版
1,760円
こっちは、も~笑っちゃった
似たようなお話は、落語かと、「おもしろい話」かなんかで
読んでいるように思います
が
この作品は、歴史で習う名前が出てきて
戦国時代のドラマや映画でも出てきている面々
表紙の絵の奥の人は、「細川」氏!?ってすぐに分かっちゃう(笑
手前は・・・歴史に詳しい方は、すぐに分かっちゃうか(笑
戦に長けた武勇だからこその「茶の湯」の世界では
通じない何かがあるわけで・・・
知ったかぶりとか、マネすることのおかしさ
昔の人も、今生きている人にも、変な共通点があることに
共感し、笑い、考えさせられます
「荒大名の茶の湯」
作:石崎 洋司
絵:岡本 よしろう
監修:神田 伯山
講談社
1,760円
2022年10月13日初版
お話が始まる前の釈台正面の神田伯山さんの絵
と
終わってからのお辞儀の絵が
それぞれの絵の担当の方の絵で
これまた、興味深い
まだ、読んでない作品もあるかな?読まないと!!
シリーズ本は、基本、全部読んでみないと(笑