普通に生活している人々だけでなく
命令で攻撃、迎撃しなければならない人々
その家族、友人等のことを想像しただけでも
心が苦しくなります
同じヒトという種類ながら
見た目も違う、言葉も違う
生まれた地域、環境、社会情勢、文化によって
いろいろ考え方がある
その多様性を尊重しようーという時代にあるのかと
思うと、どうもそうではないようで
どうして、歴史から学ばないのかな・・・
第2次世界大戦後、しばらく経過しての
日本に育った気まぐれ世代は
平和ボケで、考えが甘いのでしょうか
と
外国の昔話の中の
ロシアのむかしばなしを
借りていました
「七人のシメオン」
文:田中友子
絵:大畑 いくの
BL出版
2018年06月01日初版
1,760円
世界のむかしばなし絵本シリーズ第1期ということで
その国の方の作家さんの作品の日本語訳ではなく
再話?したものを訳しているの?かな?
これは、2.ロシアのむかしばなし
王様の権力って、絶対で、我欲というか・・・
自分の思う通りにならないと殺しちゃう
側近の司令官も、妬み?が強く、邪魔者を陥れる・・・
日本でも、悪代官がいたりしますが(笑
7人のシメオン兄弟は、同じ顔、体つきながら
それぞれ個性的な特別な能力があり
7番目のシメオンだけは
音楽分野という
エリックカールの「フレデリック」を彷彿させますね
こちらは、5.イギリス・スコットランドのむかしばなし
「ノロウェイの黒牛」
文:なかがわ ちひろ
絵:さとう ゆうすけ
BL出版
2019年03月01日 初版
1,760円
ノルウェイじゃなくて、ノロ?
と、不思議に思うと
最後のあとがきに、書いてあります
さすが!なかがわさん
絵がとても素敵なんです
外国の昔話のイメージそのものです
この作品が絵本としては、初めてだそうです
いいです~
出た・・・魔女の魔法です
でも、おはなしは、すぐにめでたし、めでたしにならず
娘のたくましい行動が、すごいのです
試練ですね
年月も・・・
アイテムで木の実というのも、不思議です
割るのも大変なんじゃないかな
胡桃の中に、小さいおばあさん!!
魔女がほしくなるのも、わかります(笑
他の国の作品も楽しみにしてましょ
こちらは、センダック氏&谷川さん
「ムーン・ジャンパー」
文:ジャニス・メイ・ユードリー
絵:モーリス・センダック
訳:谷川 俊太郎
偕成社
2014年10月22日初版
1,540円
白黒とカラーと交互で
絵が素敵だなぁ
見たことあったかな・・・
たぶん、1959年初版で
日本では、2014年だ
1960年コルデコット・オナー賞受賞作品
月に向かって、ジャンプする構図・・・
「ぐりとぐら」「いやいやえん」等の絵の
山脇百合子さんのポストカードで
あったな
と、おはなしの世界に浸り、絵で癒され、現実逃避中・・・
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