新しい絵本で
若い作家さんに
絵はきれいな色を使用していますが
内容の奥底の方に
自信がない
自己肯定感を持てない
生き辛い・・・感があるように
感じてしまう作品って少なくないように
思うんですよ
って紹介したのが
この作品
「かおの どまんなかに おおきな つのがある
ひふは はいいろで ぶあつい。
せなかは もりあがっていて、
くちびるまで かたい。
みみときたら らっぱみたいだ。」
こんな姿は誰にも見られたくない。消えてしまいたい。
ねっ！？
読んでいると
読み手も苦しくなってきます
でも・・・
ほんのちょっとした気づきで
身近な存在で
新しい出逢いで
救われます
『とうめいのサイ』
作： くすはら 順子
文研出版
1,300円＋税
2014年11月30日初版
「おひさま」という雑誌に掲載されている
4コマ漫画風な
小さいおはなしが７つも入った絵本
シリーズになっていて
これは3冊目だそうです
この中で、気まぐれお気に入り3話
飛行機雲で線を描かれた空を切り取ってーの「あおぞら」
「こうちゃのうみ」
そして、今からの季節に「もうふ」
絵を見せて、説明し
「もうふ」だけ読ませていただきました
『うさぎのさとうくん こうちゃのうみ』
作・絵：相野谷 由起
小学館
1,200円＋税
2014年09月11日初版
クスッと笑ったり
「あぁ～」
「へぇ～」
と、すぐに表情、声を出して反応がある方と
じ～っと見ている方 と様々
それがいいんです
会終了後、「今時のおもしろい絵本ってないの？」という方も
「ありますよ～
ナンセンスだの、なにこれ～とか
シュールなのとか
では、次回おもしろいのを探してきます」
と、お返事
そっか、気まぐれおすすめ作品って
お笑い系とかガハハと笑う系は少ないかも
と、気づかされたのでした
それと、これもちらっと紹介しました
本当はじっくり読みたかったんですが
寒さの冬となんとなく暖かい日もあって
もうすぐ春だよね～の
今の季節に読んでいただきたい作品です
小さいうさぎのブブは春を知りません
お兄ちゃんたちは出来て見えるのに
小さいブブには
木の上から見たい「春」も見えません
おかあさんがやさしく抱っこして
ココアをいれてくれて
やさしく教えてくれます
ブブが逢ったのは・・・春！？さん
なんとも、やさしい気持ちになります
絵本を閉じると、また素敵
兄弟仲良く春を見つけています
絵がとってもやさしいです
『もうすぐ もうすぐ』
作： 岡田 千晶+おかだ こう
教育画劇
2012年11月初版
