ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 雪が降る前に

「冷蔵庫に、じゃが芋がいっぱいあると、安心するね」と、私が冷蔵庫の野菜ボックスを覗きながら言うと、台所でコーヒーを淹れていた夫が、ニッと笑みを浮かべた。

生まれた時から北海道に住んでいるのに、毎年、雪が降る前、厳しい冬の到来が近づくと、キュッと覚悟のような気持ちになる。
左手前の白い物体は、一本一本キッチンペーパーに包まれた人参。
この人参と、右手前に立ててある牛蒡、左奥のキャベツを入れているポリエチレン袋は、無印のこれです。↓↓↓
これ、案外、役に立ちます。
使い残しのほうれん草や小松菜もこの保存袋に入れておくと、鮮度が結構、保たれていました。

こちらは、玉ネギ。


私の実家は、冬になる前に越冬野菜を大量に買う家だった。
室や、雪の中に保存して、春までの食材である。

私も、その習慣を踏襲している。
息子が、関西の大学へ行く前は、じゃが芋は、ひと冬分として40キロは、買って、保存していたものだった。

現在は、高齢者二人の生活だから、取りあえず5キロの箱を買う。

もう、30年ぐらいのお付き合いになる石狩平野で農業をやっている友人の畑のじゃが芋や、玉ネギである。

雪に埋もれる長い冬の糧である。









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