絵本『ねむろんろん』
文を書いている村中さんにも、絵を描いているこしだにも、北海道への心からの愛を感じる。
村中さんの顔というか表情が、脳裡に浮かぶ。
あの人は、本当に優しい人だ。
久しぶりにお会いできたら、嬉しいな。
『ねむろんろん』に描かれる根室は、道東のはしっこ、
ロシアとの国境になってしまっている北方四島が目視できる街。
根室は漁業の街で、
酪農の街で、
北海道にしか存在しない野生の動物がいっぱい生息している。
根室は、札幌からでも、遠すぎて、遠すぎて、なかなか行けない。
飛行機に乗って、それから三時間ぐらい列車に乗る。
『ねむろんろん』をページをめくっていると、また根室へ行ってみたくなる。