中山道深谷宿にて
逢魔が時。
ふと、みつけた道。
こういう入り口。
足を踏み入れたくなる誘惑にかられます。
<追記>
深谷宿というのは、和宮が碓氷峠を越えて、いよいよ江戸の地に入るのだと、中山道の松の木の元で、来た道を振り返ったというところ。
その松が、十年ぐらい前まで、あったようですが、中山道の拡幅か、あるいは、老木となって危険になったのか、伐採されてしまったのです。
そして深谷宿の次が熊谷宿。
熊谷宿には遊女をおかないという決まりがあったため、深谷は、その種の職業で、とても賑わったとか。現在では、中山道沿いの建物にも、まったくその面影もない。
吉原的だったのか、岡場所てきだったのか、深谷図書館に行けば、調べられるのかな。
さて、その次の宿場が行田。ここはあの秀吉軍に唯一勝った忍城がある。
『のぼうの城』(和田竜 小学館)
この本が爆発的に売れ、映画化された。原作もよかったが、映画もなかなか良かった。和田竜が『のぼうの城』を上梓するまで、恐らく地元以外、だれも忍城の攻防は、知らなかっただろう。
『のぼうの城』からは、NHKでも忍城の攻防は無視できないのか、今回の大河『真田丸』でも、描かれた。行田には、石田三成が築いた堤防が現存している。
行田の、さきたま古墳群は、埼玉の語源にもなったところ。
さきたま古墳は、関東に一大王権があったことを示していると言われている。
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