昨日は本屋大賞の発表日だった。
私としては、オススメはこの『流』だったので、がっかり。
でも、これって、映画とかTVドラマにするには、制作費がかかりそうだから、本屋大賞って、ムリかなぁ~なんて、ウォーキングしながら、そんなことを考えていた。
因みに私のウォーキングの道端は春です。
『流』は、あの毛沢東の革命闘争のすったもんだに由来する物語である。とにかくスケールがでかすぎる。
だが、映画やTVの製作はムリとしても、とにかく、なによりも、内容が、すっごく、良かったのだ。
描かれている人間に釘付けになった。
で、深夜、インターネットのニュースで、本屋大賞は、『羊と鋼の森』(宮下奈都 文藝春秋)と知った。
北海道の新得あたりが舞台の、ピアノ調律師の成長物語だ。
友人の新得図書館司書の彼は、大喜びですが、勿論、その心境に、とっても共感しますが、一方、私は、むっむっ、これは、制作費も人件費もかからなそうだから、映画やTVにしやすいぞ、なんて、やっぱりうがってみてしまう、心根の悪い私なのでした……。
なんかなぁ、作品として『流』の方が、好きだけどなぁ~と思いつつ、ふと帯をみると、でかでかと直木賞、受賞作とあった。
なんじゃ、それじゃ、ムリだろっ!と思ったのでした。
この写真のように、どうも、ピントがずれてるわたいですら。
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