ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ ひとりごと    バス・在庫1の本・アルザスのワイン

午後3時過ぎ、5℃という空気は、頭の中のどんより感に、丁度良い冷気でした。
バス停近くまで来たら、もうそこまでバスが来ています。
走ってみたけれど、バス停には、乗る人が誰もいません。

やっぱりバスが、私より先にバス停に到着。
バス停にはひとりも乗る人がいないのを確認して、即、動き出すはずと、私は諦めた。

でも、バスが乗車扉を開けて、停車しているのです。
私を待っている。
私は、猛ダッシュ。

「ありがとうございます」と言うと「大丈夫です」と運転席から声が。
バスの乗客の方々にも、なんとなく頭を下げて、座席に着きました。

便箋と封筒を買いに紙屋さんへ、そして本屋さんへ行こうと思い、出かけたのです。
買い物が済んで、本屋さんへ行きました。
ジュンク堂の良い所は検索機があることです。
書名と作家名を入れると、在庫1と表示。

在庫1の本を買って、2℃下がった冷気の中を少し歩いて、地下鉄に乗りました。

最寄りの地下鉄駅で降りて、ショッピングモールの立ち寄り、切れていたオリーブオイルを買いました。
その時に、ふと目に止まったのです。
アルザスのリースニングです。

結構な重い荷物になりました。
便箋2冊、封筒1束。
本、2冊。(実はバッグにも、1冊入っていました。)
オリーブオイル。
ワイン。

地下鉄駅から家までタクシーに乗ろうかなと思ったけれど、バスにしました。
バスターミナルの椅子に座って、買ったばかりの本を読みたかったのです。

在庫1の、本を読みながら。


手紙は明日、書くことにしよう。


黄昏れ刻。








































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