ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ お気入りの一冊 『ノスタルジア食堂 労働者の在りし日の食卓』 イスラク著

私自身は、旧社会主義国に、格別ノスタルジーもないけれど、好奇心だけは湧く。
実際に目にしたことがない世界だったので、暮らしぶりの風景はとても興味深く、割合に旅には、旧社会主義国へ行くことが多い。

ベルリンの壁が崩れて、旧社会主義国家だった東欧は自由主義国家になった。
大都会や観光地から、トラムや電車に乗って、郊外や地方の小さな村へ行くと、集合住宅の壁や、市場や、食堂などに、旧社会主義国だった時の雰囲気が残っていたりする。


「東欧銃社会主義国のレシピ63」と記されている。
料理好きの間では、超有名なレシピ本らしいです。

表紙のカバーを外します。


初めのページです。


今回はビーツのレシピに特化です。
なにしろ、焼き上げたビーツが冷蔵庫に入っていますから😊 

エストニアの、ビーツとじゃが芋のサラダです。


ビーツの冷製スープ。
リトアニア、ラトビア、ポーランド、旧ソヴィエトなど広い範囲で食されていたようです。
今日は、この冷製スープを作ってみようと思います。


ビーツ料理といったら、これ、ボルシチです。
ウクライナや旧ソヴィエトの料理。


それぞれの食器も、素朴感があり、素敵です。

ラトビアのリガ陶器工場で作られいたものです。


左ページは、ロシア・バシコルトスタン共和国のトゥイマジ陶器。
右ページは、旧ソヴィエト陶器。


旧東ドイツの風景。

ウクライナ、キーウの風景。
一般的にキエフと呼ばれていたのですが、著者イスラク氏(これはペンネームで日本人)は、すでウクライナ語でキーフを記していました。
まさか、この国に、この街に、ロシアがミサイルをがんがん撃ち込むとはだれも、思っていなかったと、思う。



<追記>
あまりにも、ウクライナの風景が素晴らしいので、upしてしまいました。
Софія Шкідченко - Минають дні, минають ночі (Тарас Шевченко)











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