ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ 衆議院選挙 深夜にて

 10月22日、もう昨日になったけれど、安倍のモリカケ問題隠しとしか思えない衆議院解散の、選挙投票日だった。


 自民党圧勝。

 野党が、ほんと、ろくでもないということは、かつての民主党政権で、すっかり学習してしまっているし、選挙に勝つためなら、寄らば大樹という人たちをみせつけられては、この結果も仕方が無い。



 でも、実は、若干、期待していたんだ。

 政治家としての、ポリシーを貫こうかな、って人もいるような気がして。


 3.11の時、幹事長だか官房長官だったか、もう覚えていないけど、こいつバカだ!と思った彼。
 つくづく、人はプラグマティックな存在だと思った。
 本人も、あの時は勉強不足でなにも分からなかったと言っていることが、正直でいいなと思い好感度急上昇。
 


 余談
 人は、清水幾太郎とか西部邁のことを、変節とか節操がないとか批判するけど、私はそうは思わない。
 人は、気付いたときに、変わるものだから。

 
 
 TVで8時からの選挙速報を見続けて、そのまま、テレ朝の「朝まで生テレビ」を視てしまった。

 その番組で田原総一朗が言っていたが、自民党を支持する人たちの50%は、安倍の首相続投を否定しているのだという。
 まったく、その通り、当たり前だと思う。
 ただ、それが、その通りなら、自民党はしっかりと、その意見を頭にたたき込んでもらいたい。


 番組終盤、田原総一朗が、山本太一に向かって、安倍を総理にするなと、大声で言い続けていた。
 同感だ。
 あの老いてますます唯我独尊的な田原総一朗も案外、まともなことを主張して怒鳴るんだと、思った。
 
 それと、田原の発言で笑ったのは、安倍の側近として名を馳せた、あの萩生田はこの番組には出てこないと言ったこと!!ウケルね〜。


 モリカケ問題は愚の骨頂だが、秘密保護法、集団自衛権の安保法、テロ凶暴罪などなど、国連でさえ驚くような法案を次々と数で押し通した安倍政権を終わりにするぐらいの、自浄作用を自民党に、やってもらいたいものだと、

 この期に及んで、僅かの期待を込めて、そのように思うばかりだ。



 私が、投票用紙に名前を記した人は、接戦だったが、当選した。
 なんか、嬉しい。
 深夜まで、テレビの前で待っていた甲斐があった。

 
 かつての民主党のように政権を取ったときに、アホを晒すような野党ではなく、しっかりと政治ができる野党になって欲しいものだ。
 

 それにしても、TV画面の横路さん、すっかり年を取っていて驚いた。


 <追記>

 横路さんの杖をついて歩く様子が気になって、ちょっとウィキベディアで調べたら、1941年生まれだった。
 ちょっとびっくり。
 まだまだ、行けただろうに、引退しちゃったんだ。
 
 



 


 

最新の画像もっと見る

最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事