ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ 旅ばなし59回 リスボン初日

              
        マドリッドからリスボンへ、21:43発の寝台車(TRAIN HOTEL)で行く。
        奮発して一等の個室にした。
        なんとなくTVドラマで何度も視た、ポアロのオリエンタル急行の寝台車のイメージが頭にあった。


 だから相当、がっかりした。
   
        
 2段ベット。左が上、右が下。
 洗面台とかクローゼットはあるけれど、この巾、この狭さ。

 これじゃ、修学旅行だろ! と思ったが、新品のタオルや洗面用具が、置いてあったから、まぁ、許す。
 注目して欲しいのは、窓わくの左上にあるハンマーである。
 ハンマーの下には、緊急時には、窓ガラスをこれで叩き壊して逃げろとある。

 こんなハンマーで強化ガラスが割れるのか ? と思ったが、いや、割れるとしたら、その方が怖い! と思った。

 ヨーロッパの鉄道は、国が変わっても、この避難の方法だけは、変わらない。


 夜明けのリスボン駅に到着。 

 エキナカのカフェで、軽く朝食。
 それからタクシーでホテルへ向かう。

 ホテルに荷物を預かってもらって、観光散策へ。まだ午前8時前。

 ホテルから徒歩5分ぐらいのところに、かの有名なケーブルカー。さっそく、乗ってみた。 




 それから、路面電車にも乗ってみた。

          
        この路面電車28番は、ずっと乗っていると坂を上がったり下ったりと、リスボン旧市街をぐるり回ったよう。
 


 下町っぽいところで下車して散策。壁が美しい。    

               
          真っ青な空に飛行機。               坂道の向こうに一瞬、海!と思ったらテージョ川の河口だった。



 
 ちょっと早かったみたいだけど、レストランを覗くと、OKだと言ってくれる。
 時計をみたら、まだ12時前だった。

 まず、ビールを頼むと出てきたのがこれ!  
 パンとジャムやらバター、それに魚のすり身を揚げた、味は“薩摩揚げ風”を一個食べてしまってから、おっ〜と写真、と気付く。
 美味しい。

   
  メインに魚貝のリゾット。デザートはレモンのアイス。このアイス、姿もワイルドだけど味もかなりワイルド。
  このお店のリゾットは、それから食べたリスボンの、どのレストランのメニューより美味しかった!!

  いわゆる盛りつけも洗練されてはいないんだけれど、魚貝がたっぷり入っており素材の良さで勝負っていう感じ。


 帰り際に地元独特のお酒を頂いた。これがすっごーくキツイのに美味! 
 もう1杯どう? と言うので、調子に乗って2杯頂いた。用心して舐めるように呑む。
 
 リスボン好印象 ♬♬


 レストランを出てから、地図をみながら、ホテルまで歩く。

 このレストラン、名前を覚えていないのが残念! とっても美味しくてリーズナブルだった。
 リスボン大聖堂からほんの数分下った坂道の途中にあって、路面電車道に面しており、お店の入り口のウインドーには魚や肉が置かれていた。



 14時。
 ホテルにチェックインし、ちょっこと横になるつもりが爆睡。




 <追記>

 グーグルマップで探しました!!
 リゾットを食べたレストラン。
 遂に発見!!
 お店の外観 → 


 間違いない!
 ここです。
 レストラン RUCA。

 「リスボン レストラン RUCA 」 で検索したら、ありました!!


 リスボンの口コミ情報で RUCA を確認!それがこの写真 → 

 私が店内を撮った写真 → 

 やったね!!


 
 ◎ これからリスボンへ行く旅行者の方、ここは美味しい&安い!!です。




   
 

最新の画像もっと見る

最近の「旅ばなし」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事