ブラックカラントは英語でBlack currantと綴るらしい。
カシスってフランス語だよね。
北海道では、歴史的にフランス語表記って、全然、ポピュラーじゃない。
かつて、北海道にいた外国人って、ロシア人とアメリカ人ばっかりだったのかなぁー。
因みに、私が生まれて初めて見た外国人はロシア人で、初めて知った外国語はハラショーだったしね。(^_-)
で、よく分からないけれどブラックカラントって、ペクチンが豊富なのかジャムにするために砂糖を入れて煮詰めるとゼラチンを入れたが如く凝固する。
今更、気付いたんだけど私たち北海道でいうカリンズは、カラントcurrantが変化したものかも知れない。
これはカリンズ、Red currant 赤スグリのこと。
実家の庭にも生い茂っており、この実を採ってジャムにするのは、案外、大仕事。
焼酎に漬けてカリンズ酒にもできる。色がきれい!
生はまずい。
それで、いまや北海道弁で有名な「なまら」なんて、私も使ったことがないし、ここ数十年、生で聞いたこともないけれど、グスベリは殆どの北海道人が気付かずに使っているかも知れない不滅の北海道弁!
グスベリ!!
これも英語で Gooseberry と綴るので、これがなまってグスベリになったんだろう。
果実が青いときも熟したころも、すっごくきれい。
なんだろう。満月いっぱいの宇宙を、この掌にのっけたみたいだって思ってしまう果実。
ちょっとカントリーな道端直売店には、夏場「グスベリ有り!」の看板を見かける。
子どもの時、こくわと並ぶ野生果実で、よく採って食べたものだ。
※ こくわは、なぜか米びつに入れて熟するのを待って食べた。なんで米びつだったんだろう。
今も砂川の三谷りんご園にゆくと、りんご畑の周囲の藪に実がたわわになっているのだ!!
なんと言っても、英語の名称が現代まで伝わったのは、ほぼ150年ほど前、北海道にはアメリカから農業指導や、北大(札幌農学校)にアメリカ人教師が来て教鞭をとっていたということが、大きい理由かも。
因みに札幌市の市の花はライラック Lilac。
決してわてら札幌市民は、フランス語のリラという名詞を使わない。
気分転換、終了!!
がんばるぞー!!
最新の画像もっと見る
最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事