夜、到着し、車中泊。
のそのそ用意していたら、7時を過ぎてしまい。
猿倉の出発が、少し遅めになってしまった。

一旦、登山道になるが、すぐに林道にでる。
その後、しばらくは林道をあるく。
すぐに、鑓温泉への登山道への分岐を過ぎ、木の橋の架かる沢を渡り。

さらに進んで、林道が終わり、登山道へと変わる。

登山道へ変わっても、登りはしばらく緩やかだ。
沢を渡って、沢沿いを進むと、ほどなくして白馬尻小屋が目前に現れる。

北側に沢が現れるが、9月にもなると、雪渓は遥か先にある。

登山道は、樹林帯の中へ進み、しばらくして白馬山国有林の雪渓末端の牌を見る。

夏なら、この先雪渓を歩くんだろうが、雪渓はほぼ崩れていて歩けそうにないので。

この時期は、右岸を進む。
が、砂礫のガレ場で、崩れやすく、かなり足場の悪いところが多い。
その後、沢が二股になると、雪渓を横切り、中央のガレ場を進む。

ここもそれほど、足場がよくなく、取り付きで足を取られている人がいたが、登りは緩いので、先ほどよりは歩きやすくなった感じ。
しばらく進んで、さらに沢を横切り、最終的には左岸を進む。
最初はガレ場の登りとなるが、次第に斜度が増していき、ジグザグの登りが始まる。
左手には、変わらず雪渓が広がるが、大きな口を開けて、不安定な感じは変わらない。

その後、水場を見ると、一旦、南側に大きくトラバースする。
木橋を渡るなど、少し高度感を感じる。

さらに高度を上げて、再び北側に進むと、休憩に最適な岩場が現れる。
いつの間にか、雪渓ははるか眼下。

見上げると杓子岳が間近に迫っている。

この先に避難小屋がある。

その後、夏ならお花畑の広がる緩やかな登りとなり、大きな牌を見て、階段に変わると、やがて白馬頂上山荘が頭上に現れる。

階段を上りきり、白馬頂上山荘に到着する。
この日は、テントだが、テント場は、小屋の向こう側にある。
小屋の山頂側?北側を抜けて、行く。

トイレの隣に受付があり、受付で、料金を払って、その先のテン場を見ると、すでに手前の良いところは張られている。

少し傾斜のあるところだが、まぁまぁ良さそうなところに決めて、テントを張る。
日が当たって、気持ちが良くて、少し休む。
その後、重い腰をあげて、山頂へ向かう。
稜線には、テン場から道があるが、頂上山荘前の登山道まで戻って、稜線まであがる。

旭岳が目の前に現れ、東側に白馬山荘が見える。

白馬山荘は、800名収容だけあって、山頂を遮るように広く建てられていた、とても大きい。

徐々に高度をあげて、白馬山荘を抜けると、
南側に、杓子岳と、白馬鑓ヶ岳の景色が広がる。

少し北側に斜上するように登る詰めると山頂に到着だ。

北側は、小蓮華岳は、ガスがかかっていたが、朝日岳が見えて。

南側は、変わらず杓子岳と、白馬鑓ヶ岳の景色。

その後、テン場に戻ると、日影となり、急激に気温が下がる。
再度、テン場から丸山への稜線へ戻ると、立山方面に日が暮れる。

夜半は、とても寒かったが、翌日も快晴で、丸山まで向かい綺麗な朝陽を見る。

杓子岳と、白馬鑓ヶ岳の朝焼けもとても綺麗だった。

