北岳-間ノ岳(1)

先週末、金曜日に休暇を取って、北岳登山に出掛けた

予報は、曇りだったので、どうかなぁ～？
と、思ったが、土曜日は意外にも晴れた

気合を入れて、芦安の市営駐車場にて車中泊
したのに・・・

朝、5時ごろに目が醒めて、バス停に行くと。
な、なんと、7月14日までの平日は、広河原に向かうバスは、7:10まで無し

唖然としたが、その後、寝るに寝れず、ぼーっと過ごす。
2時間待って、ようやくバスに乗りこみ出発
すぐに爆睡し、気がつくと広河原のバス停に到着

ちなみに7月15日以降は、5:10が始発だ

ようやく上り始めたのは、8時半ごろだ。
7:10はちょっと厳しいなぁ

川沿いの道路を進み、広河原山荘に向かう吊橋を渡る。
見上げると山頂にガスがかかっているようだが、稜線まで良く見える



山荘横から登山道が始まるが、沢沿いの登りで、それほどきつくない。
時折、沢の中を通ったり、道が不明瞭なところもあるので注意だ

1つ目の崩落地は左手の沢に進むが、2つ目の崩落地が見えると、一旦左岸に渡る。
再び、右岸に戻ると潅木もなくなり、前方に雪渓が見える。
登山道の周りには、高山植物が綺麗な花を咲かせ迎えてくれる



仮説トイレが右手前方に見えるとそこが二俣だ。

前日、怪我人が出たらしく少し迷ったが、八本歯のコルを目指して、左俣へ進む

が、雪渓に踏み後がまったくなく、いきなりどこを進めばいいのかわからない
仕方ないので、適当に雪渓を横切り、左俣の左岸に向かう。

左岸に取り付いて、少しせり上がったところの道なきところを越えると、反対側に登山道が見えた。
どうも、左俣の左岸の雪渓の際に道があるようだ。

しばらくは雪渓の左岸をジグザグに進むが、雪渓は何度か二俣に分かれる。
その度に道を見失い。強引に道なきところを進むこと2度ほどあった。
雪渓は、左俣の左岸を進めば大きく外さない。

振り返ると鳳凰三山が綺麗に見渡せる。



それにしても雪渓は、この時期、相当緩んでいて、トラバースするのはとても怖かった

「七本歯のコルまで40分」の看板を見るとようやく雪渓交じりのジグザグ登山道は終わる。
続いて、ガレ場の木の階段の登りが続く
段差があって、疲れた足にはさらに辛い

左手に厳つい岩場が見えると、ようやく七本歯のコルに到着だ。
この日は、右手に見えるはずのバットレスは、ガスでほとんど見えなかった。

稜線を右手に進むが、ガレ場が続き、北岳山荘と北岳山頂への分岐を山荘方面に進むと山荘まではあと少しだ。
この山荘への近道は、木道がある高度感のある道だが、花が咲き乱れている。



花を見ながらゆっくり進むと左手前に北岳山荘が現れる



北岳山荘に到着し、初日はここで泊まる。