前夜、車中泊しようと向かったが、たどり着けず、麓の道の駅にて寝て、
翌朝、鳥海ブルーラインから鉾立へ向かう。
到着すると、朝の7時頃にも関わらず、山荘に近い駐車場は既に満車となっていて、少し離れた駐車場に追いやられる。
前回もそうだったが、かなりの混雑だ。
準備をして登山口へ向かう。
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山荘の上部に登山口はあるが、しばらくは遊歩道で舗装された道を進む。
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TDKの山荘を横目にジグザグの登りを過ぎると、南側が開ける。
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ここからさっそく潅木帯で、振り返ると日本海をバックに町が見える。
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朝は、気持ちよくいい眺めといった感じだが、帰りは西陽が強くかなり、暑さを感じた。
しばらく行くと展望台が北側に現れるが、午前中は、逆光で、午後はガスに覆われ、ここからの山頂の景色はいまいちだった。
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この先、舗装路は終わり、登山道へと趣を変えるが、整然と石が積まれて歩きやすい道が続く。
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鳥海山は山頂までの距離はあるが、難所は少なく、緩やかな登りが続く。
尾根の北側を進むようになり、さらに行くと、賽の河原を過ぎる。
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正面に見える稜線に向かって、北側に巻くように登っていき、やがて、東側に小屋が見えると御浜に到着だ。
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小屋の北側から回りこむと、開けて、さらに東側に鳥海湖が現れる。
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鳥海湖の水は前回より少なく見える。
東側には、目指す鳥海山が、逆光に照らされる。
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眺めはかなり良く、休憩には最適だ。
ここからは、一旦、ガレ場の緩やかな登りとなるが、ガレ場はすぐに終わり、御田ヶ原を過ぎる。
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その後、一旦、石畳の階段を下って、登り返す。
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正面に見える斜面の南側を巻くように登り、断崖の谷を挟んだ向こうの稜線と合流すると、
平坦になり、正面に見る岩場を抜けて、七五三掛に到着する。
七五三掛からは、以前は千蛇谷に面した岩場の尾根を進んだが、登山道が整備されたらしく、木道の道を進む。
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千蛇谷と文殊岳との分岐も、以前は崖に小さな看板が設置されるだけで、わかりにくかったが、
今は、綺麗な木柱が建てられ、ベンチも置かれて、わかりやすく変わっている。
ちなみに下る時にわかったが、千蛇谷への道も整備されたらしく、旧道への分岐から、100m程度進んだところに新道への分岐が現れる。
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千蛇谷には、最初は岩場と梯子が現れるが、その後は谷へ向かってジグザグに下る。
その後、平坦になり、雪渓のある谷に出合うと、反対側の尾根に取り付く。
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雪渓をトラバースする手前に新道と合流する。
この時期でもここは雪渓でまぁまぁな量の雪が残ってた。
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尾根道は、最初は緩やかだが、だらだらと続く感じ。
その後、北側の斜面が急になって、谷が侵食されて、南側も切れ落ちる。
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トラバースするように北側を巻くように進み、岩場のジグザグを過ぎると、御室小屋に到着する。
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御室小屋に荷物をデポして、身軽になって、新山を目指す。
山頂へは、最初こそガレているが、岩場の道となる。
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梯子もなく、手がかり、足掛かりも多く、難しくはない印象だ。
一旦、岩盤と岩盤の間にある不思議な感じの細い谷間、隙間?を下って、登り返すと山頂に到着だ。
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山頂は、岩が重なり合った頂点にあって、とても狭く10人もいれない感じで、写真を撮ると、落ち着くことなく、ひっきりなしに来る登山者に押し出されるように、退散した。
帰りは、東側の七高山への分岐に向かって下ったが、最後はザレて、落石しやすい感じの少し不安定な道になり、こちらは特に注意が必要だ。
小屋に戻って、ザックを回収して、昼食を食べる。
この日は、とても天気がよく、上部は、日光を遮るものが何もなく、ジリジリと暑い。
景色も昼になり、周囲はガスに覆われ、いまいちで、時折、吹く風が僅かな心地よさをくれた。
帰りは、せっかくなので、七高山から外輪山を経由する。
新山との分岐まで戻り、外輪山に向かって急登を行く、長くはないが、ここも崩れやすいガレ場なので、注意して進む。
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稜線に着いて、北側に少し進むと、七高山のピークとなる。
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新山とは異なり広く、立派な標識もあって、こちらの方が、山頂といった趣がある。
ガスがところどころあり、眺めは今一つだけど、前日見たもののけ姫の最後のシーンのように、一面、薄い緑の低木というか、草原のような眺めが広がる。
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もと来た道を戻って、分岐から、下山する。
最初は、緩やかになったハイマツ帯の道を進み、あまり下らない。
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行者岳は、相変わらず、梯子の手前の鞍部にあり、その後も緩やかな下り、もしくは平坦な道を進む。
河原宿への分岐を過ぎて、文殊岳を過ぎると、ようやくはっきり下り始める。
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