酸ヶ湯温泉の登山口から登る。
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手前の城ヶ倉大橋からの眺めでは、紅葉はまだまだといった感じだったが、ここまで来ると、見ごろといった感じになる。
7時30分ごろに着いたが、酸ヶ湯温泉旅館前、近くのビジターセンタ前の駐車場も既に満車で、空きスペースに車を停める。
帰るころには、車道脇にも路駐するほどの混雑だった。
酸ヶ湯温泉旅館の西側の脇から登山道に入る。
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いきなりは東側から巻き込むように、急登を進む。
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開けたところからは、酸ヶ湯温泉旅館を眼下に紅葉の景色が見渡せる。
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さらに進むと、緩やかになり、その後はほぼ平坦となった明るい木立の中を進む。いくつか沢筋があって、そこでダウンアップし、やや長めの木段を登りきって、
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少し行くと急に視界が開けたところが、下毛無岱となる。
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湿原を横切る木道を緩やかに登って行く。
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右手には、八甲田山の主峰、大岳が姿を見せ、前方には、ロープウェイ山頂駅のある田茂萢岳の稜線が見える。
緑色が多いが所々に赤や黄色が混じり合う。
一見するとさみしげな景色だが、3連休の中日ともあって、行きかう人は多く、にぎやかだ。
時折、低い松にが迫る木道をしばらく行くと、眼前には、斜面が迫る。良く見ると、そこをほぼ垂直に登る木段が見える。
もちろん、そこを登るわけで、右手に大きな池を見て、樹林帯に入ると、これまでとは一転しての急登。
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そんなに長くは無いので、それほど辛くは無く、半分くらい登って振り返ると、点々と池の広がる下毛無岱の景色が素晴らしい。
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登りきると、今度は上毛無岱の湿原に入る。
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先ほどと同じように湿原に囲まれた緩やかの木道を進む。
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大岳に向かって進み、しばらく行くと、灌木帯の中に入り、ロープウェイとの分岐となる。
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大岳に向かって進むと、しばらくは緩やかな道が続くが、その後、段差のある登りに変わると、徐々に坂が強くなる。
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周りも樹林帯に変わるが、その後、西側が開けると、遠く小毛無岱だろうか、通ってきた湿原が見える。
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登りはこの辺りから緩やかになって、開けてくると、視界に山小屋が現れる。
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大岳ヒュッテだ。
湿原の木道を歩いている時は、まだ、天候は良かったが、ここまで来ると、空は灰色になり晩秋の雰囲気だ。
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岩木山の景色もかすんでいる少し休憩をして、ヒュッテの東側から最後の登りに入る。
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最初は灌木帯の道だが、すぐに開けて、視界の良い登りと変わる。
天気も悪く空は晩秋のさみしさだが、行きかう人は、ここにきてかなりの賑わいだ。
いつ降ったのかはわからないが、僅かに残る残雪を見て、緩やかになると山頂に到着だ。
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仙人岱から登ってくる人も混じり合い、広い山頂にかなりの人がいた。
視界は360度だが、天気が悪いので、イマイチな感じが残念だ。
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記念写真を取って、仙人岱方面から下山する。
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以前、登った時は違ったが、今回は、仙人岱方面から登ってくる人が多い。鏡池までは、広めの階段だったが、
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鏡池を過ぎると、岩で仕切られたガレっぽい道で狭い。
度々、すれ違い待ちに合うが、急登なために、待ち時間も長い。
岩場を抜けると樹林帯に変わり、さらに下っていき、緩やかになると、視界が開け、ゆるかかな下りになり、ほどなく木道の平坦な道を進む。しばらく行くと仙
人岱に到着だ。
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仙人岱には、八甲田清水(辰五郎清水)と呼ばれる泉があるが、板で囲まれた水たまりで、水は、周りの湿原の水とほぼ変わらない汚れようで、とても飲めそうにない感じだった。
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水たまりのそばにはベンチがあって休んでいると、おばさんが春先は雪解け水が流れ込み、水量も多く、かなり綺麗らしい。
この時期は、ほぼ枯れてしまっているということのようだ。
水場から少し行くと、仙人岱ヒュッテとの分岐があり、
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しばらく木道を進み池の脇を抜けて、笹原が迫ると、下り始める。
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さらに進むと谷間に入り、視界が開けて、南八甲田連峰の景色が広がる。
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さらに下っていくと、木々が少なくなり、ガレて荒廃した景色に変わってくる。
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南側の斜面が灰色に変色しており、近づくと「噴気に注意」の看板を見る。
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火山ガスにより変色しているようだ。
どちらかと言えば、箱根の大涌谷のほうが凄い。といった感じで、それほど危険な感じもないが、淡々と行く。
灰色に変色したガレ場を過ぎると、対岸の斜面を通る道が現れる。
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木橋を渡って、見えた対岸の道を進むと、南八甲田連峰の看板を見る。
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ここらへんが最後の眺めの見納めで、さらに進むにつれて、徐々に樹林帯が迫る。
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その後、完全に樹林帯に入る。
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紅葉の樹林帯の中、鮮やかだが、昨日降った雨のせいか道がかなりぬかるみで、めちゃくちゃ歩きにくい。
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しばらくは樹林帯の中を進み、突然、視界が開けると、再び荒涼とした景色。
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ここも噴気にやられているようだ。
そこからほどなく、鳥居をくぐって、酸ヶ湯インフォメーションセンター前の登山口に出る。
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ここからの八甲田山方面の眺めが素晴らしい。
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