荒島岳

登山は、元勝原スキー場の駐車場から。
この駐車場は、福井側から来ると、特に標識もなく見過ごし易いと思うので注意だ。
勝原駅を過ぎ、トンネルを越えると、右手に開けて、車が停まっていれば、駐車場だともわかる。

駐車場に着くと、春先だが、GWということもあって、一番上の駐車場は、ほぼ満車だった。

駐車場には、トイレもあり、登山前に済ませて、出発。

出だしは、砂利道だが、すぐに舗装された斜面に垂直に進む急登から。



小さな広場で一服するが、再び右手に進むとまっすぐでは無いものの、まぁまぁの急坂をジグザグに進む。



その後、道は大きく蛇行し、やや南に方向を変えると、やや緩やかになり、西側にまっすぐに進むと、広場が現れる。



朽ち果てたリフト施設の残骸が残り、その先には、荒島岳登山口の小さな標識がある。



ここまでがスキー場だったんだろうなと分かる。

その先は、本格的な登山道となる。
しばらくは、それほどきつくないが、とろろの木を見ると、階段が現れ、登りが強くなる。



木の根に覆われる登山道を続く中、時折、階段が現れる。
それでも、この先に比べると、まだ、登りはきつくない。

その後、階段の現れる頻度が増すと、長めの階段が現れる。



落差があって、なかなか厳しい、一旦、緩やかになるが、もう一度現れる。



二つ目の階段を過ぎしばらく進み、ようやく一服すると、小荒島岳への分岐となる。
少し広く休憩している人もいる。



ここから南側に進むが、一旦下る。
分岐を過ぎ、さらに進むと、按部となって、平坦になる。

そして登り返す。最初は緩やかだが、滑落注意の看板を見ると。



ここから、モチガ壁まで、どこから、どこまでがモチガ壁かはわからないが、、、急登が続く。
思ったよりもハードだ。

次第に木々も灌木に変わり、視界が良くなるものの、この日は厚い雲で視界はほとんどない。



しかも風が強く、さらに冷たく吹き付け、コンディションは、良くない。
雨が降ってないから、ましと言った程度。

岩場も含みつつ、ハードな登りが続く。



なんとか、モチガ壁を過ぎると急登も一服し、前荒島に到着。



ただ、山頂は、まだまだ先。

前方に見えるピークが、中荒島岳となる。



ここから、東側が開けて、登りが緩やかになり、階段があるところにロープが張られているところもあるが、特に必要ない。

登りが少し強くなった後、ほぼ平坦になり、さらに進むと祠が視界が入ると。



山頂に到着だ。



視界は全くなし、風が強く、めちゃくちゃ寒く、昼食を取って落ち着くこともなく下山した。