7時前に谷川岳ロープウェイ駐車場に到着。
前回は、遅い時間で観光客に巻き込まれて、谷川岳ロープウェイは長い乗車待ち時間があったが、この日は早く来たせいか、まばらな感じで、待ち時間なく乗り込むことができた。
天候は良く、絶好のコンディション。
あっという間に天神平に到着し、
靴の紐を結び、山頂へ向けて出発する。
天神平のリフト乗り場の脇を抜けていく。
開けた登山道を登ると、樹林帯に入る。
しばらくは、あまり登らないが、木道あるところは、えぐられて歩きにくい。
平坦な木道が続くと、その後、田尻尾根との分岐を過ぎる。
この先も木道や木段がしばしば現れて、それほど登ることはなく、右手に天神峠からの登山道と合流する。
その後も、それほどグンっとは登らないが、アップダウンもあり、鎖のかかる少し不安定なところもある。
北側の谷の向こうに山頂方面が垣間見える。
山頂かな?
しばらく進むと、熊穴沢避難小屋に到着だ。
小屋の中はベンチとテーブルがあり、泊まることはできない感じ。
いつの間にか、前後に人が多くなり、かなりの人が休憩していた。
ここから道を北側に変え、最初は平坦だが、すぐに尾根伝いの岩場交じりの登りとなる。
ロープや鎖も渡されて、手掛かりが必要なほどの斜度のところも多く、これまでのゆるやかな感じとは大きく変わる。
前後の人との間も詰まって、遅い時間だと下ってくる人とのすれ違いなど、ペースを乱されることも多くなるが、樹林帯を抜けると、眺めは良くなり、振り返ると、天神峠方面の景色を楽しみつつ、多少、休みつつ登るのも良い。
そして、西側も開けると、万太郎山方面の稜線の勇壮な姿を見せる。
岩場の小ピークの西側を抜けるまでは、結構きつい。
見上げると山頂方面と、山頂方面に向かう道が西寄りに大きく曲がっているのが、見える。
やや西側にある大きな岩場が見えると、それが天狗の留まり場だ。
岩場の上からは眺めがよく、休憩適地だが、ここはそのまま通り過ぎる。
この辺りまで来ると、風も秋風の冷たさがあり、紅葉も見られる。
その後、木道や木段を抜け、緩やかになって、再び、岩混じりの笹原の登山道を行くと、天狗ザンゲ岩を通り過ぎる。
その後開けた木段の登りとなり、先に鉄塔の見えると、肩の小屋に到着だ。
ここからトマの耳までは、すぐなので、先を目指す。
笹原の緩やかな登りを抜けて、トマの耳に到着だ。
トマの耳に三角点があるが、その先、オキの耳のほうが、標高は高い。
一旦下って、岩場が少し混じる道を登り返して、オキの耳に到着だ。
紅葉の先の万太郎山方面の稜線の景色が綺麗だ。
この日は、まだ、時間に余裕もあったので、さらにこの先の浅間神社奥ノ院まで向かう。
あまりアップダウンはないが、東西が切れ落ちた稜線の道を進み、まぁまぁな距離もある。
しばらく進むと稜線の先に岩場と鳥居が見えると、浅間神社奥ノ院だ。
鳥居の先には、小さな祠があり、お参りしてきた道を引き返す。
このあたりの紅葉は最盛期だ。
下山にも12時間半くらいだったので、下りも待たされることなく下山。