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2017.08.01
考えてみれば予定通りの1週間ではあった。
抗がん剤が始まり、それを終了後の次の1週間は体には何も反応は
起こらない。
その次の1週間で発熱をし、高熱がやってきてやがて収束していく。
今回も予定通りに事は進んで行き、治療は終ろうとしていた。
しかし高熱の1週間の終盤頃から体調に変化が現れ始めたのである。
高熱が中々下がらない。
全く治まらない。
上がったり下がったり、毎日のように繰り返した。
その週で治まってくれないと、次の週にカテーテルを抜くことが
出来ないのだ。
39.8℃、39℃、40.5℃、平熱~37℃、38℃、38℃~37℃
1週間の記録だ。
38℃。
とうとう週をまたいだ。
~平熱~38℃~37.8℃。瀬戸際だ。
退院は延びるのか。
複雑な思いで居た。
主治医の助手、あのイケメン先生が代わりに往診にきた。
「カテーテルを抜きましょう」
少し間があった。
「え? 抜くのですか?」
退院の日の1週間前の出来事だった。
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