2017.07.18
土日明けでクリーンルームに移動した。
いよいよ最後の治療である。
右首にカテーテルを挿入し、またあの違和感を経験する。
思った通り2~3日後には違和感はなくなる。
3回目最終の地固め療法の開始。
1日3時間を5日間、抗がん剤シタラビンの大量投入だ。
3回目ともなるとプログラムの内容はもうわかる。
抗がん剤は1日3時間の付き合いだが、排出用の生理食塩液は
24時間で5日間通しである。
この日から毎日飲む薬に仲間が増えた。
痛み止めと予防で、リリカ75㎎とアシクロビル錠200㎎だ。
この時からアシクロビル錠との付き合いが始まった。(現在も服用中)
帯状疱疹の痛みがまだ残る中、プログラムは普通に進んで行く。
2017.07.31
プログラム 2. 発熱
夜中に暑さで目が覚める。
おかしい。
体温計を探す。
あった。
すかさず脇の下へねじ込む。
暑い。
これは普通じゃないな…
そう思い、ピピッとなった体温計を覗く。
41.5℃を指していた。
2回目の時の高熱で免疫が付いたのか、記録を更新した実感が沸かない。
しかし高熱特有のあの倦怠感は何ら変わらなかった。
予定通り高熱が出た。
この先一週間は続くのか。
ある種覚悟の心境ではあった。
しかし、そうそう予定通りに物事は進まない。
一週間では終わらなかったのだ。
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