白血病闘病記は(1)で一旦終了します。

白血病闘病記(2)「再発編」は、後日掲載予定です。
少しの間、撮り溜めた写真をアップしていきます。

地固め療法2回目の開始。

2021-07-21 17:22:29 | 日記
 (左中手骨完治の為、ギプスが外れる。骨はくっついているが、

  1ヶ月間動かせなかった手首と前腕筋のリハビリが始まる。

  がんばって両手打ち)


 2017.04

  毎日毎日少しずつ抜け、朝起きる度にコロコロで枕を掃除する。

  日ごとに量が増えていき、コロコロでは取れきれなくなってきた。

  それでも毎日毎日、日課のように取っていた。

  ある日鏡を見ると、あらかじめ短髪にしていた髪が所々まだら模様の

  ようになっていたのである。

  来たか......

  例外なくこの自分にもそれはやって来た。

  血液検査の数値と体調を見て、2回目の地固め療法に入るのだが

  主治医の話から、心なしか部屋から出られるのを期待していた。

  しかし、そのまま2回目の治療に入る旨を伝えられた。

  1日でも、いや、1歩でも部屋から出たかった。

  さらに1ヶ月、無菌室での生活である。

  部屋から1歩も出られず、朝昼晩の決まった食事が運び込まれ、面会も

  制限され、趣味嗜好も禁止制限され、孤独の中で何か月も過ごす。

  敵も味方もいない、闘う相手は自分自身である。

 2017.04.24

  5日間の抗がん剤治療が始まった。

  前回と同じ投薬だが、その濃度を何倍かにする。

  その為、結膜炎の症状が出たり、吐き気等の副作用が出てくる。

  同時点滴で症状を抑える薬剤も並行して投与される。

  だが点滴だけでは抑えきれない症状に襲われることになる。


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