前回の抗がん剤治療で多少要領はわかっていた。
1時間ごとの尿計量の記録。
今回は5日間の連続投与で、薬剤も1種類である。
ただ、高濃度ということ以外は。
前回の時もそうだったが、採血、検温その他、抗生物質の点滴交換
に来てくれる看護師さんに、毎回聞かれることがあった。
口内炎と熱が出てるかどうかだ。
熱については、前回も熱は出たがすぐに解熱剤をもらい少し睡眠を
取れば熱は下がっており、出る回数も少なかった。
まあ熱の方は、病気以前も風邪を引いて熱が出なかったわけでもないので、
だいたいのしんどさはある程度わかる。
口内炎についても、以前からも幾度かあり、食事中に唇を噛んで傷ができ、
そこに菌が入り込み炎症を起こし口内炎になったり、食事中でなくても
口の中を噛み、そこが口内炎に発展したりは日常的にあった。
そんな事もあり、いつも看護師さんにする返事は、
” 大丈夫です。”
” どこも痛くないです。” だった 。
このやり取りがそのあと1週間ほど続き、2週目に差し掛かった時、
口内炎はともかく、いきなり高熱が襲ってきた。
今思い出してもつらい、人生で経験したことのない様な1週間だった。
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