2017.06.26
仮退院の日が6月29日と決まった。
しかし直前の血液検査結果次第では、その日が伸びる可能性がある。
抗がん剤の副作用で高熱の期間が約1週間、これも”無事”終了し、
輸血も、黄色と赤い方が無事終了した。
あとは特に何の問題もないはずだ。
問題があるとすれば、再度高熱が出て下がらなくなるか、熱は無くても
数値が退院の基準にあっていなければいけない。
少し微熱だったが幸い高熱には至らず、数値も基準値をクリアーして
いた為、予定通り退院の日を迎えた。
今回は1週間の退院期間であった。
仮退院も2回目となると、再入院前提で物事を考えるようになる。
自宅に居ても、地に足が着いていない感じだった。
次の入院時には何を持って行こうか、どんなDVDを選ぼうか、本は…
しかし案外何も持って行かないものである。
当初に持っていったDVDも結局は見ていないものがあったりする。
その週の後半、右の腰部分が少しむず痒くなりだした。
それはやがて痒みから痛みに変わっていった。
以前から腰痛を持っており、この病気のかなり前から悩まされていた。
皮肉な話だが入院が功を奏して、腰痛の痛みは消え去っていた。
それ以降自分の概念からは、およそ腰痛の2文字はなかった。
仮退院で体の気が緩んだのか、多分また出始めたのだろう。
仕方ない、痛みが増して来るようだったら、再入院の時に言えばいい。
この時はその程度にしか思えなかった。
しかしこれが新たな苦しみとの闘いになっていくとは、この時は
夢にも思わなかった。
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