タッピングもドリルねじも雌ねじが不要なネジです。
ドリルネジはセルフタッピングとも呼ばれているため、タッピングという名称では共通しています。
この2つのねじの施工の工程が異なります。
タッピング →相手材に下穴が必要
ドリルネジ →相手材に下穴は不要
タッピングは相手材にそのネジ径の約70%~95%程度の細めの穴をあける必要があります。
例)呼び径 3.0、板の厚み1.0場合 下穴は約2.6㎜
参照タッピンネジの標準下穴径 (参考値)
あとは自分で相手材にねじ立てをしながらねじ込むことができます。
ドリルネジは、施工時に下穴をあける必要がありません。
独自で下穴を開け、タップを立て、締め付けるまでをこなすことができます。
ねじ先のドリル部分がと尖っていて、ねじ部はタッピンねじと同じような形状になっています。
それぞれに良い面があります。
タッピングの場合は汎用性が非常に高く、木材やハードボードだけではなく非金属や樹脂など相手材によりたくさんの種類があります。
タッピングネジ
ドリルネジは折半屋根など建築現場などに使用されることが多いです。
セルフタッピング(ドリルネジ)
https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/kenzaineji/selftapping/
余談 厚板12mmをわずか9秒であけるドリルネジもあります。
すごない・・・
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