エバーオバサンの事件簿

落ち着きのないオバサンの日常のドタバタアレコレです。
ジェシカオバサンのような冴えた解決はありません

飛鳥Ⅱ 新春ゆったりクルーズ 2021.1.2~1.4

2021-01-09 20:21:09 | 旅行
コロナで一旦全クルーズが中止になり8ヶ月。
その間に予約していた「フラ・オン・飛鳥」と「名古屋ワンナイトクルーズ」を
泣く泣く諦め、ようやくコロナ対策に万全を期して再スタートした飛鳥Ⅱ。
どのような対策をしてどのようにお客様を受け入れたのか、
この特殊な状況下で最大限の努力をした飛鳥Ⅱの記録です。

乗船の12日前に自宅にPCR検査キッドが届きました。
ふたを開けると「中身に触れる前に手を洗ってください」と
大きく表示されていたので、手を洗ったあと、さらにアルコール消毒で除菌しました。

唾液を採取する容器やふた、ジップロックと郵送の封筒、新聞紙の半分サイズの大きな説明書。
その説明書の上に容器やふた、除菌シートなど、
置き場所が原寸サイズで表示された上に置くので、失敗の可能性はほぼ有り得ません。
唾液を溜める前に、飲食と歯磨きは1時間以上前に終わらせました。
梅干しやレモンを思い浮かべながら、検査量の必要分は5分くらいで溜まりました。
今回もJTBさんを通じての予約ですが、乗船券と一緒にJTBさんから
マスクケースとアルコールウエットティッシュが同封されていました。
助かります。JTBさんありがとうございます。

検査会社のHPにプロフィールやメールアドレスを登録し、検査コードを入力します。
郵送した検査キッドの結果がメールに届いたら、検査キッドに同封されていた
パスワードを入力し、「陰性」を確認したら乗船できます。
それ以外の飛鳥の対応では「持病のある人、2歳以下、熱がある人、咳や味覚に
違和感がある人は乗船できない」「コロナの疑いがあったり、検査で陽性、再検査の人は
キャンセルの全額返金を保証する」「同居の家族に疑いがあっても乗船できない」等々が
主なコロナ対応です。検査代金は旅行代金に含まれています。
通常は当日熱がありキャンセルすると、事前に支払った旅行代金はキャンセル料がかかってしまい
戻らないのですが、飛鳥はコロナ対応で「全額返金」を保証しました。
素晴らしいことです。万が一体調が悪く、乗船を諦めたとしても、
払ったお金が返ってくるのなら安心して予約できます。

このクルーズは本来GOTOトラベル対象商品でした。
ところが乗船直前に突然GOTOトラベルが中止になり、
割引されるはずの金額を追加で払って乗ることを決めました。
コロナ対応ではめ込み窓のステートの部屋は予約中止となり、
乗客は全員換気ができるベランダ付きのEバルコニー以上の、
お値段お高めのお部屋を予約しています。
飛鳥は当面はこのちょっとお高い、換気を優先したお部屋のみで運行予定です。
GOTOトラベルでお安くバルコニーに泊まれると思ったところが
中止になって追加料金を払ったら、JTBから電話があり、
「日本郵船様からN様のお部屋を追加料金なしでグレードアップさせていただきたいと
お申し出がありまして、EバルコニーからDバルコニーに変更になりました。」と
日本郵船の伝言を受けました。
いつもは一番お安いKステートしか泊まったことの無い私からしたら、
これから先も一生有り得ない贅沢です。果たしてDバルコニーとはいかに?

天気は3日間とも恵まれました。

美しい飛鳥が横浜港大さん橋客船ターミナルにその雄姿を見せてくれます。
おまけに隣同志でにっぽん丸もいました。
次はぽんちゃんに乗るからね、待っててね。

大さん橋の待合所はいつもの受付カウンターではなく、飛鳥に乗る乗客のために
ロープで仕切られた広い場所に、椅子が一つずつ等間隔に置かれていました。

ざっと見たところ200人くらいです。
年代も様々、冬休みということもあり、子供連れの家族や、新婚旅行風の若いカップル、
リタイヤされて悠々自適のご年配の仲良しご夫婦などなど。
いつもは乗船券の裏にある体調に関する2項目にチェックするだけですが、
今回はA4サイズに細かい字でびっちり、コロナに関する質問表に出発当日に答えて、
当日の熱も計って記入して乗船券と身分証明書と一緒に提出します。
国内クルーズで身分証明書を出すのは今回が初めてです。その場でさらに非接触式体温計で
係の人に計られてから部屋のカードキーをもらいました。
800人以上乗船できる船に200人くらいなので、受付そのものはスムーズに進みました。

船に乗り込み、カードキーをゲートでタッチした後、手荷物が検査機にかけられました。
検査機も国内クルーでは初めてです。海外じゃないのに、厳しいと思いました。
この後、飛鳥のコロナ対応の努力に何度も感心することになります。

まずはお部屋。初めてのバルコニー。


船の形にたたまれたタオル。そのタオルの間に挟んであるウエルカムチョコレート。
どちらもステートには無いサービスです。

化粧台の上に緑のビニール袋。
使用したマスクやティッシュはこの中に入れて口を縛ってゴミ箱に入れるためです。
清掃の方への感染防止対策です。
ベランダは本当に素敵でしたが、冬の2泊3日では上手に使うことはできませんでした。
ベランダを楽しむのなら、春か秋の1週間以上のクルーズがオススメです。

アメニティは専用の巾着袋の提供に変更していました。これもコロナ対策です。

クルーズに乗船する=太る
乗る前にダイエットに励むのが基本です。
あれも食べたいこれも食べたいなので、胃が休まりません。
荷物を放り投げてまずはリドカフェへ直行しました。

全てのカフェ、レストラン、イベント会場、ショップに露天風呂入り口に至るまで、
部屋のカードキーをタッチすると自動で体温を計る測定器が置いてあります。
その隣にはアルコール消毒があります。
測定器の隣には常に従業員がいてスルーはできません。
いちいちカードキーをタッチし、熱を計ります。
万が一発熱を確認したら、部屋番号から前後に通ったほかの人への感染の追跡もできるからです。




私が飛鳥で一番好きなアイスティー。レモンが入っているわけではないのに、
柑橘系の爽やかな香りのする本当に美味しい大好きな一品。
トマトのパスタ、ミニケーキ2種、抹茶と白いちごのアイス。
アイスのスプーンは堅めの抹茶味のクッキーなのでスプーンも食べられます。
この時16時。18時には夕飯のフルコースが待っているのにガマンできない。
各テーブルには仕切りのパーテーションがあり、
同じ部屋の人としか同席はできない決まりになっています。

リドカフェは春にリニューアルして、バイキング方式、アイランドキッチン、テーブルも一新し、
素敵に生まれ変わったのですが、バイキングにして人気のフードに人が集中すると
密になってしまうので、バイキングは当面中止です。
オーダー形式で、番号札で管理。オーダー表から注文するといい感じに盛り付けてくれます。
あぁ、美味しい。大好きなアイスティーはもちろん、パスタのトマトソースが美味しい。
抹茶のアイスは濃いめで白いちごは爽やか。これが70時間弱ずっと食べ放題。なんて幸せ💖

16時半に避難訓練があり、その後17時に出航です。
いつもの出航はシャンパンが振舞われ、色とりどりの紙テープが空に舞い上がって
ドラの音と生バンドの演奏があって、桟橋の見送りに手を振って、
それはそれは美しい夢のような時間ですが、シャンパンを取りに行くと密になるので中止。
紙テープも投げて受け取った人との間の感染防止で中止。
さぞかし寂しい出航だろうと思ってデッキに出たら・・・

シャボン玉製造機がいくつも置かれてキラキラ✨✨✨
今まで飛鳥での出航はいつも午前中だったので、初めてのみなとみらいの夕暮れの出航。

見たこともないたくさんのシャボン玉に囲まれてベイブリッジをくぐりました。

その2に続きます


最新の画像もっと見る

コメントを投稿