エバーオバサンの事件簿

落ち着きのないオバサンの日常のドタバタアレコレです。
ジェシカオバサンのような冴えた解決はありません

飛鳥Ⅱ 新春ゆったりクルーズ その4

2021-01-14 20:35:01 | 旅行
ハリウッドシアターでお楽しみのビンゴ大会です。
15時から部屋番号奇数のお客様、16時15分から偶数のお客様という風に、
コロナ対策で密にならないよう、2回に分かれて開催です。
私は偶数なので16時15分からの回に参加しました。

ビンゴは3回戦方式です。
最初は通常のビンゴ。私はリーチまで行きましたが残念、ビンゴならず😢
2回目は真ん中のFreeを含めて呼ばれた数字で7ヶ所が開けられたらビンゴ。
リーチの6個目が開きました!そして。

ビンゴですヽ(^o^)丿 商品は箱の中のボールに書かれた番号の商品を貰います。
飛鳥のタオルハンカチがもらえました⭐
3回目は逆ビンゴ。番号を呼ばれなかった人が当たりです。
運の無い人が運がある、う~ん、複雑。
ビンゴ開始前に、1回戦2回戦で外れた人たち全員が立ち上がります。
番号が呼ばれたら残念、座ります。
横で次男が立っています。番号が次々呼ばれ・・・まだ立っている。立っている💦
そしてついに、ずっと立っていた運の無い人たちは景品GET確定しました。

飛鳥のランチバッグの紺色です。
我が家のビンゴの景品GET高確率の記録はまだ途切れません。
息子も含めて呼ばれなかった7人くらいが景品の権利を得ました。
さらに番号を読んでいき、最後まで呼ばれなかった一番運の無い一人が
非売品の大判バスタオルをもらえるのですが、ここでちょっとした奇跡を見ました。
一番乗りで当たった男性と、3回目の一番最後まで呼ばれなっかた人がご夫婦でした\(◎o◎)/

夕食です。前日がフレンチフルコース、2日目は和食懐石コースです。

食前酒 祝い日本酒 黒龍

前菜 飛鳥祝い前菜盛り
和牛ローストビーフ柚子胡椒仕立て 菜の花昆布締め 田作り 
数の子西京漬け 黒豆すだち釜盛り 金箔 
黒豆が特に美味しかった。柔らかすぎず、器のすだちの香りがほんのり(*´艸`*)

紅白祝い盛り
梅一輪 生鮪 祝みやび鯛 紅白大根 大葉 山葵 紅蓼(べにたで)
みやび鯛が味が濃くて身が締まっています。

紅白なます 花咲蟹 橙ジュレ いくら 針柚子
トロっとした橙のジュレがかかって、サッパリとしています。
蟹は水っぽくなく、このタイミングの酢のサッパリ感、完食です。

あわび柔らか酒蒸し 蕪 しめじ 香り三つ葉
大きなラップの口が閉じられていて、口を閉じている紐を外すと鮑の香り。
メインのあわび、一人1個💖鮑を一人占め、なんて贅沢(*´з`)
柔らかというタイトルよりもやや歯ごたえがあり、食べ応えがあります。
でもそのほうが私は好きです。鮑が口の中いっぱい!

お煮しめ 正月ですから。ここでちょっと満腹感。でも完食です。

汁物 福白子真丈 餅 ふぐひれ
食事 赤飯 香の物
フグの白子ですがお正月なので表記は「福白子」これが日本のおもてなし。
この汁物、すんごい美味しい!いい香り。
香ばしく焦げ目をつけたふぐひれが入った汁が素晴らしくいいお味。
家庭料理では作れない。プロの味です。
庶民なので白子真丈の味は良く分からなかったのですが、汁が絶品です。
お赤飯は量が少なめでありがたい。お漬物は安定の逸品です。お腹パンパン😋

別腹の飛鳥Ⅱ最中 栗きんとん入り
前回いただいた時も感動しましたが、感動を再び。
まず皮が香ばしい。しっかりとして香りが強めのパリパリの皮です。
中はあんこ、生クリーム、丸ごと一個栗が入った栗きんとんを
柔らかな求肥が包み、それを最中でふたをしました。
求肥がトロっと伸びて、生クリームとあんこと栗の三重奏。
皮が甘さを抑えてくれるので、甘ったるさを感じません。
どこかで販売しないかな~。

フォーシーズンダイニングルーム内のパーテーションです。
このように仕切りがされ、食後はウエイターさんがテーブルと椅子を
アルコール消毒していました。

20時からギャラクシーラウンジで十八番座コンサートを拝見しました。
撮影NGなので画像は無しです。
和太鼓、津軽三味線、お琴、日本舞踊の一座です。
和太鼓は力強く、津軽三味線のイケメン4人組はカッコいいだけじゃなく、
演奏の目玉の速弾きは素晴らしく、お琴、日本舞踊とお正月らしさ満点。
樽酒の鏡割りもありました。
よいエンターテイメントでした。見てよかったです(o^―^o)

よいコンサートの後はカジノ。うふふ(*´艸`*)


私はスロット。次男はブラックジャックです。
前回勝ったので預けていたコインを出してもらいました。
スロットの横にはアルコールティッシュがあり、スロットを使ったあとは、
自分で触ったところを拭いてから席を立つように書いてありました。
次男はにっぽん丸ではかなり勝っているのですが、今回は全額スリました。
私も今回はスロットで負けて、半分になったコインを次回に預けました。
量の問題ではなく、預ける=また乗るという軽めの決意表明のようなものです。

2泊3日のクルーズはだいたい3日目の朝9時か10時に下船ですが、
今回のタイトルは「新春ゆったりクルーズ」下船は14時ですヽ(^o^)丿
ということで、またまた朝の露天風呂。満喫しまくります。
前日の朝食がリドテラスで洋食だったので、今日は和食。
フォーシーズンダイニングルームで「飛鳥Ⅱおもてなし朝食御膳」です。

前日の十八番座の鏡割りで威勢よく割った樽のお酒が食事前に振舞われました。
飛鳥のマークが焼き印された桐の升に注がれたお酒。
軽くて飲みやすいお酒で、木の香りがうつって一段階上の大人の香り🍶
私のところにだけ来たので次男にも貰おうとウエイターさんに声を掛けたら
「いいのか?」という顔をされました。
とても若く見える次男は28歳です。完全に未成年と思われていました💦
桐の升は何と持って帰れるということで、有難く頂戴しました。
買った品やイベントのゲームでもらった景品よりもこの升が一番嬉しかったです。

朝はコーヒーがないとダメなので、コーヒーをオーダー。サラダと一緒にきました。
御膳は豪華!ご飯かおかゆか選べるのでおかゆとメインのおかずの選択は
出し巻き玉子にしました。日本人で良かった。朝の和食最高💛


式根島、新島、利島、大島の横を通って東京湾に向かいます。終わっちゃう・・・


テイクアウト用のカップに飲み物を入れて持ち歩いている乗客をみたので、
初めてテイクアウトにチャレンジしました。
ビストロで「テイクアウトOK?」とフィリピンのウエイターさんに聞いたら
「OK」ということでアイスティーを注文。ハニーバームも貰いました。
「お部屋で飲んでください。ほかのお店に飲み物を持ち込まないでください」
というような内容の小さな紙も一緒に貰いました。
自分の部屋やデッキのベンチなどで飲むのならテイクアウトも出来るんですね。
一ついい事を知りました。

11時から最後のイベント、じゃんけんリレーに参加しました。
これも私のチームが勝ちました。これで参加した全部のイベントに勝利しました。
ここで私は飛鳥の赤いランチバッグをGETしました。

リドダイナーで最後のお昼。

ドライカレーバーガー、アイス2種とソフトクリーム、プリン、サラダ、
抹茶クリームのもちもちパンケーキ、マカロン。
どれも美味しいですが、オススメはドライカレーバーガーとソフトクリーム🍦
特にソフトクリームはクリーミーで濃厚です。


下船の準備に入ったら、部屋番号が呼ばれるまで、
パームコートでホットジャムティーをいただきながら待ちました。


下船の様子です。


お部屋の冷蔵庫のお水、ジュース、お茶も旅行代金に含まれているので、
飲まなくて残った飲料は全部持って帰れます。
お部屋のコーヒーのドリップパック、梅茶、緑茶のパックなど、飲みきれなくて
持ち帰ったものです。3日分なので重かった。カフェでもらって
食べきれなったクッキーやサブレ、アメニティなど。

申し込んだときは政府はGOTOトラベルを押し出して旅行を勧めていたのに、
出かける直前にGOTOトラベルが中止。
下船のために荷物を詰めていたら「政府がコロナによる2回目の緊急事態宣言の
発令に向けて調整にかかりました」とニュース速報が流れました。
非常に複雑な気分です。
もちろんコロナが収束してから旅行に行きたかったのですが、
今回はちょっとした事情でこのような旅行記になりました。
飛鳥の対応はクルーズが出来る最大限の対策だったと思います。
あんなに乗客のいないスカスカの飛鳥では、どう考えても赤字です。
赤字覚悟でクルーズファンのために運行しているのでしょう。
船を動かす燃料代を考えると自分が経営者なら胃が痛くなります。
そんな中でスタッフ全員笑顔で働いていました。
マスク越しでも笑顔であることが分かります。
3日目の朝ごはんの時に部屋をたいして整理せずに食事に行きました。
午後には下船するのだから朝の清掃は無いだろうと思っていたのです。
朝食後、部屋に戻ると布団はきれいに直され、冷蔵庫の飲料やアメニティ、
コーヒーなどのお茶類もすべて新しくなってゴミ箱もトイレも
綺麗に清掃されていました。
飛鳥ブランドです。清潔とおもてなしは手を抜きません。

次に乗るときはどうか世界が落ち着きますように。















飛鳥Ⅱ 新春ゆったりクルーズ その3

2021-01-12 20:21:39 | 旅行
今回のクルーズはずっと航海で寄港地には寄りません。
太平洋をクルーズすることは分かっていましたが、どこに向かうのやら?
天候や波の荒れ具合によって「船長判断」でルートを変更することは
あるのですが、飛鳥が向かった先は・・・

天気の良い新年といえば向かう場所はたった一つ、私の予想通りです。
左に三保の松原、清水港沖を飛鳥はゆっくりと周遊。
真正面には富士山

お美しい💛
富士山に吸い寄せられるように船は清水港沖をゆったりと流して進みます。
全てのお部屋からも見られるように360度旋回して夕方に太平洋に出るまで、
ずっと富士山を見ることができました。

10時からシャッフルボードに参加しました。

スティックは毎回消毒。参加者の両手も消毒と検温を済ませてからゲーム開始です。
ゲームは新春特別ルールで、だるまのところは得点2倍でした。
シニアのご夫婦と私と息子の4人で組んで、8チーム中4位でした。
上位4チームは景品が貰えるので、メモ帳をいただきました。



今回は次男が同行しています。
一昨年体調を壊し、医師から回復に早くて1年はかかるといわれ、一人暮らしの彼を引き取り、
長男とともに3人で暮らし始め、次男は会社を退職し、自宅療養に入りました。
その際の本人の希望が「飛鳥に乗る」だったので、半年以上先の「フラ・オン・アスカ」を
予約したのですが、その後世界はガラリと変化し、旅行どころか日常生活に制限がかかり、
コロナによる一回目の緊急事態宣言解除後、「フラ・オン・アスカ」「名古屋ワンナイトクルーズ」
ともに中止になりました。「飛鳥に乗る」が念願だった次男はその願いを叶えようと回復に努め、
やっとかなったこのクルーズ。GOTOトラベルが直前で中止になって焦りましたが、
このような事情でもなければ、今回のクルーズはガマンしたと思います。
傷病後の次男の食欲は落ち、この1年お茶碗半分のご飯も食べられない日々が続きましたが、
飛鳥に乗ったら一食分が食べられました。
本人曰く「飛鳥は別腹」名言です。

11時からは桂小文治さんの落語を聞くためにハリウッドシアターに行きました。

「牛ほめ」と、もう一つお話がありました。(牛ほめは知っていたので分かりました。)
席は空いています。乗客人数がいかに少ないかよく分かります。
前回も落語はありましたが、その時は落語が終わると出口に師匠が立っていて、
お見送りをしてくれたので、一緒に記念撮影もできたのですが、
今回は密になるのでお見送りはありませんでした。寂しい( ノД`)シクシク…
小文治師匠はお声が素敵💖声は神様からのプレゼント、自分でこの声になりたいと
願いが叶うものではありません。その声をもらった人は声を活かした職業につけたら
幸せなことだと思います。落語家さんになるべくしてなったお声の持ち主でした。

お昼はフォーシーズンダイニングルームで和食にしました。
メニュー表にはうな重、ねぎとろ丼、ステーキ重、いくら丼など、
9種類のミニ丼や麺類が書いてあり、その中から2種類選べます。
さらにサラダ、漬物、汁物、デザートの和菓子付きです。

私はステーキ重といくら丼を頼みました。
日常生活では食べることの無い結構粒が大きめのいくらです。
柔らかさと噛み応えの両方を味わえる肉厚なステーキ丼も大正解。
両方をいっぺんに食べられる幸せ💖

食後のドリンクは13時からビスタラウンジで限定の「福ふく抹茶ラテ」
抹茶味が大好きな私が今回楽しみにしていた限定ドリンクです。
実はこの直前に抹茶ラテを飲めるところをビスタラウンジとビストロを間違えて
ビストロでオーダーしたら「ビスタラウンジです」と
フィリピン人ウェイターさんに優しく教えられ、「すみません💦」と退出しました。
きっと心の中では「しょーがないなぁ~」くらいに
呆れられていたと思いますが、笑顔で対応してくれました。すまんのぉ~<(_ _)>

トレーの上の牛のイラストはお砂糖で書いてあります。サブレが添えられていました。
これも美味しいです。というか、ずっと美味しいしか言ってませんが(;^ω^)
濃いめの抹茶です。年に2、3回「抹茶の海に溺れたい」と思うほど
濃い抹茶を飲みたい衝動に駆られる私は、大満足です。
何なら今度はラテじゃない濃い抹茶も飲んでみたい。
香りもしっかり感じるクリーミーなラテでした。

14時から「新春すごろく大会」に参加しました。

クラブ2100に入ると、受付のお姉さんが参加者をフロアの左右の席に
「こちらへどうぞ」と振り分けていました。
ゲームが始まると、振り分けられた赤チームが自分のチームだと知りました。
フロアにすごろくの大きなマス目と同じく大きなサイコロがあります。
ゲームに参加するために参加者が触れ合ったり密になるのを避けるために、
参加者は椅子に座ったまま、サイコロはスタッフが振ります。
目の指示に従ってクイズに答えたり、じゃんけんに参加したり、動かないので
ソーシャルディスタンスが保てて楽しめます。
画像の男性はジェスチャーゲームに指名された人です。ガンバ!
「日本の歴代興行収入ベストテンの映画」で私も「君の名は」を答えて
赤チームの勝利に貢献し、勝利チームは景品にキーホルダーとステッカーをGETしました。

パームコートでゲーム後のお茶に行きました。
ここもガラガラです。ステッカーとキーホルダーの画像です。
ここは船首なので進行方向一番前、先頭なので大きな窓から飛鳥が進む先を眺められる
特等席なのですが、日差しがきついので窓辺よりも一つ奥の席からの眺めがオススメです。

その4に続きます。


飛鳥Ⅱ 新春ゆったりクルーズ その2 

2021-01-11 20:24:46 | 旅行
18時のディナーまでちょっと時間があるので船内をウロウロ。
とにかくスカスカなので誰ともすれ違わない。


エントランスは「アスカビジョン」という大きなLED画面がお目見え。改装しました。
ショップに入ってお土産の「キャプテンベアのハニーバーム」と「カレーせんべい」を購入。

どちらも美味しかったですが、私はカレーせんべいが良かったです。
味が本格的でしっかり大人のカレー味でした。個包装なのもGOODでした。

18時を少し過ぎてからフォーシーズンダイニングルームに向かいました。
事前に部屋に届いていた部屋番号と名前の書いてある紙を、
夕飯の時は必ず持って行かなくてはいけません。
コロナ対策で使用する席が決まっているため、案内をする係の人がどのお客様にあたっても
その席に案内できるようにするためです。

画像を撮り忘れましたが、飛鳥のハウスワインのロゼを頼みました。
初めて飛鳥の乗船体験会に参加した時にいただいた思い出のワインです。
お酒のメニューには載ってませんが、ウェイターさんに聞いたら「ある」
とのことで頼みました。一杯税込み880円。豪華客船ですがリーズナブルです。

アミューズ 小海老と茄子のアヒージョ
アペタイザー キングサーモンのミキュイ(撮り忘れ(;^ω^)
下仁田葱のポタージュ

美味しいです。ここは船の上。地上の飲食店とは違ってインフラは整っていません。
限度が決まっている中での調理でこのレベル。日本の豪華客船は3船とも美味しいです。
魚料理 金目鯛と彩野菜のブイヤベース(撮り忘れ再び(;^ω^)
メイン 黒毛和牛のグリル マデラ酒風味の茸ソース
デザート モンブラン ほうじ茶アイス
 
柔らかいのに肉々しい濃い味の牛肉。お家で作れない。添えてある野菜も美味い😋
大好きなモンブランはもちろん、ほうじ茶のアイスが素晴らしい!
ほうじ茶の香ばしい香りが消されることなくしっかりと味わえるアイスです。
横になぜかベリー系のソースがあったのですが、これはいらない。
モンブランとほうじ茶アイスが充分美味しいので、強い酸味のベリーが邪魔をしている。
例えばほんのりはちみつの香りのするホイップクリームか、
フロマージュクリームがそっと添えてあるくらいが良かったです。
ベリーソースはよけましたが、デザートそのものは大満足です。

食事の後は飛鳥の専属マジシャン、渡邊卓也さんのイリュージョンマジック、
「アナザーワールド」を観覧しました。撮影禁止なので画像はありません。
前回金沢釜山クルーズで観ています。マジックそのものは素晴らしいのですが
イマイチ世界観が分かりずらいです。(@_@)
もう一つの「クラシカルマジック」のほうがダントツ好きです。
マジックに詳しいわけではないのですが、上手だと思います。そしてイケメンです。

その後パームコートに移動して、ハーブティーをいただきながら、
ハワイアンや沖縄民謡の音楽を聴きました。

ごぼうと黒豆のお茶です。
これで初日は終了です。

2日目は6時に起きました。目的は「露天風呂」です。
飛鳥の改装の目玉はこの「露天風呂」の新設!🛁
東京湾内にいるときは外から見えてしまうので閉まっていますが、
太平洋に出たら水平線を見ながら風呂に入る!何という事でしょう❕
コロナ対策で受付でロッカーのカギを渡されます。ロッカーは一つ飛ばしで
使用する形になっていました。
いつもは化粧台の上に「ご自由にどうぞ」と置いてある化粧水と乳液のボトルも、
受付でボトルをもらいます。
浴室内は人数制限があり、混んでいると入場を拒否させられます。
事前にインフォメーションに混んでいるかの問い合わせは可能です。

濃紺の空が徐々にオレンジと水色のグラデーションになり、やがて朝焼けが見えました。
水平線とお正月の日の出。それだけです。
なんだこの贅沢。

体を洗う洗い場と内風呂は同じ空間です。もちろん内風呂には全面大きな窓ガラスがあり、
外を眺めながら優雅なバスタイムを味わうことはできます。
ですが、露天風呂に向かうためのちょっと長めのストロークの先には、
直接外気温を肌で感じる、開放感満載の露天風呂。

リドガーデンで朝食。
ミックスベリーのパンケーキ、ベーコンエッグとチーズのクレープ巻き、
アメリカンブレックファーストの3点から選択式です。
ベーコンエッグとチーズのクレープ巻きにしました。

オシャレですよ。ぬかりはありませんよ。
全部美味しそうで全部食べたい。パンケーキもブレックファーストも食べたいけどこれにしました。
コーンポタージュ、サラダ、カクテルグラスにカットフルーツ、はちみつ付きヨーグルト。
メインのクレープは中に半熟のベーコンエッグとチーズ。
自宅でもコーヒーにはちみつなので、ヨーグルトに半分、コーヒーに半分。
あぁ、幸せ💖

荷物を少しでも減らすために、各階にあるランドリールームへ洗濯をしに行きます。
3日間の衣服を用意しなくても、初日の中から洗って着まわせるものは洗います
外国船なら有料のランドリールームが日本の豪華客船3船は、
洗濯機と乾燥機の使用と洗剤、柔軟剤も無料です。ありがたいありがたい🎵

朝食後、洗濯機を回して、6Fのビストロに向かいました。
この時間限定のオリジナルブレンドジュースをいただくためです。

限定は逃しません。
味は・・・バナナと、あと何種類か果物が、忘れました💦
飛鳥は今年周航30周年なので、飲みものを注文する度にお菓子が自動でついてきました。
飛鳥のマークが刻印されたクッキーやありあけのミルクモンブランのハーバー、
サブレ、ハニーバームクーヘン、全部は食べきれないので結果自宅に持ち帰りました。

新年のイベントで書初め教室がありました。私は参加してないのですが、
参加された方の作品が下船の少し前までビストロの前に飾ってありました。

ここにも鬼滅。おそるべし( ゚Д゚)

その3に続きます




飛鳥Ⅱ 新春ゆったりクルーズ 2021.1.2~1.4

2021-01-09 20:21:09 | 旅行
コロナで一旦全クルーズが中止になり8ヶ月。
その間に予約していた「フラ・オン・飛鳥」と「名古屋ワンナイトクルーズ」を
泣く泣く諦め、ようやくコロナ対策に万全を期して再スタートした飛鳥Ⅱ。
どのような対策をしてどのようにお客様を受け入れたのか、
この特殊な状況下で最大限の努力をした飛鳥Ⅱの記録です。

乗船の12日前に自宅にPCR検査キッドが届きました。
ふたを開けると「中身に触れる前に手を洗ってください」と
大きく表示されていたので、手を洗ったあと、さらにアルコール消毒で除菌しました。

唾液を採取する容器やふた、ジップロックと郵送の封筒、新聞紙の半分サイズの大きな説明書。
その説明書の上に容器やふた、除菌シートなど、
置き場所が原寸サイズで表示された上に置くので、失敗の可能性はほぼ有り得ません。
唾液を溜める前に、飲食と歯磨きは1時間以上前に終わらせました。
梅干しやレモンを思い浮かべながら、検査量の必要分は5分くらいで溜まりました。
今回もJTBさんを通じての予約ですが、乗船券と一緒にJTBさんから
マスクケースとアルコールウエットティッシュが同封されていました。
助かります。JTBさんありがとうございます。

検査会社のHPにプロフィールやメールアドレスを登録し、検査コードを入力します。
郵送した検査キッドの結果がメールに届いたら、検査キッドに同封されていた
パスワードを入力し、「陰性」を確認したら乗船できます。
それ以外の飛鳥の対応では「持病のある人、2歳以下、熱がある人、咳や味覚に
違和感がある人は乗船できない」「コロナの疑いがあったり、検査で陽性、再検査の人は
キャンセルの全額返金を保証する」「同居の家族に疑いがあっても乗船できない」等々が
主なコロナ対応です。検査代金は旅行代金に含まれています。
通常は当日熱がありキャンセルすると、事前に支払った旅行代金はキャンセル料がかかってしまい
戻らないのですが、飛鳥はコロナ対応で「全額返金」を保証しました。
素晴らしいことです。万が一体調が悪く、乗船を諦めたとしても、
払ったお金が返ってくるのなら安心して予約できます。

このクルーズは本来GOTOトラベル対象商品でした。
ところが乗船直前に突然GOTOトラベルが中止になり、
割引されるはずの金額を追加で払って乗ることを決めました。
コロナ対応ではめ込み窓のステートの部屋は予約中止となり、
乗客は全員換気ができるベランダ付きのEバルコニー以上の、
お値段お高めのお部屋を予約しています。
飛鳥は当面はこのちょっとお高い、換気を優先したお部屋のみで運行予定です。
GOTOトラベルでお安くバルコニーに泊まれると思ったところが
中止になって追加料金を払ったら、JTBから電話があり、
「日本郵船様からN様のお部屋を追加料金なしでグレードアップさせていただきたいと
お申し出がありまして、EバルコニーからDバルコニーに変更になりました。」と
日本郵船の伝言を受けました。
いつもは一番お安いKステートしか泊まったことの無い私からしたら、
これから先も一生有り得ない贅沢です。果たしてDバルコニーとはいかに?

天気は3日間とも恵まれました。

美しい飛鳥が横浜港大さん橋客船ターミナルにその雄姿を見せてくれます。
おまけに隣同志でにっぽん丸もいました。
次はぽんちゃんに乗るからね、待っててね。

大さん橋の待合所はいつもの受付カウンターではなく、飛鳥に乗る乗客のために
ロープで仕切られた広い場所に、椅子が一つずつ等間隔に置かれていました。

ざっと見たところ200人くらいです。
年代も様々、冬休みということもあり、子供連れの家族や、新婚旅行風の若いカップル、
リタイヤされて悠々自適のご年配の仲良しご夫婦などなど。
いつもは乗船券の裏にある体調に関する2項目にチェックするだけですが、
今回はA4サイズに細かい字でびっちり、コロナに関する質問表に出発当日に答えて、
当日の熱も計って記入して乗船券と身分証明書と一緒に提出します。
国内クルーズで身分証明書を出すのは今回が初めてです。その場でさらに非接触式体温計で
係の人に計られてから部屋のカードキーをもらいました。
800人以上乗船できる船に200人くらいなので、受付そのものはスムーズに進みました。

船に乗り込み、カードキーをゲートでタッチした後、手荷物が検査機にかけられました。
検査機も国内クルーでは初めてです。海外じゃないのに、厳しいと思いました。
この後、飛鳥のコロナ対応の努力に何度も感心することになります。

まずはお部屋。初めてのバルコニー。


船の形にたたまれたタオル。そのタオルの間に挟んであるウエルカムチョコレート。
どちらもステートには無いサービスです。

化粧台の上に緑のビニール袋。
使用したマスクやティッシュはこの中に入れて口を縛ってゴミ箱に入れるためです。
清掃の方への感染防止対策です。
ベランダは本当に素敵でしたが、冬の2泊3日では上手に使うことはできませんでした。
ベランダを楽しむのなら、春か秋の1週間以上のクルーズがオススメです。

アメニティは専用の巾着袋の提供に変更していました。これもコロナ対策です。

クルーズに乗船する=太る
乗る前にダイエットに励むのが基本です。
あれも食べたいこれも食べたいなので、胃が休まりません。
荷物を放り投げてまずはリドカフェへ直行しました。

全てのカフェ、レストラン、イベント会場、ショップに露天風呂入り口に至るまで、
部屋のカードキーをタッチすると自動で体温を計る測定器が置いてあります。
その隣にはアルコール消毒があります。
測定器の隣には常に従業員がいてスルーはできません。
いちいちカードキーをタッチし、熱を計ります。
万が一発熱を確認したら、部屋番号から前後に通ったほかの人への感染の追跡もできるからです。




私が飛鳥で一番好きなアイスティー。レモンが入っているわけではないのに、
柑橘系の爽やかな香りのする本当に美味しい大好きな一品。
トマトのパスタ、ミニケーキ2種、抹茶と白いちごのアイス。
アイスのスプーンは堅めの抹茶味のクッキーなのでスプーンも食べられます。
この時16時。18時には夕飯のフルコースが待っているのにガマンできない。
各テーブルには仕切りのパーテーションがあり、
同じ部屋の人としか同席はできない決まりになっています。

リドカフェは春にリニューアルして、バイキング方式、アイランドキッチン、テーブルも一新し、
素敵に生まれ変わったのですが、バイキングにして人気のフードに人が集中すると
密になってしまうので、バイキングは当面中止です。
オーダー形式で、番号札で管理。オーダー表から注文するといい感じに盛り付けてくれます。
あぁ、美味しい。大好きなアイスティーはもちろん、パスタのトマトソースが美味しい。
抹茶のアイスは濃いめで白いちごは爽やか。これが70時間弱ずっと食べ放題。なんて幸せ💖

16時半に避難訓練があり、その後17時に出航です。
いつもの出航はシャンパンが振舞われ、色とりどりの紙テープが空に舞い上がって
ドラの音と生バンドの演奏があって、桟橋の見送りに手を振って、
それはそれは美しい夢のような時間ですが、シャンパンを取りに行くと密になるので中止。
紙テープも投げて受け取った人との間の感染防止で中止。
さぞかし寂しい出航だろうと思ってデッキに出たら・・・

シャボン玉製造機がいくつも置かれてキラキラ✨✨✨
今まで飛鳥での出航はいつも午前中だったので、初めてのみなとみらいの夕暮れの出航。

見たこともないたくさんのシャボン玉に囲まれてベイブリッジをくぐりました。

その2に続きます