汗を流しながら浜寺公園の里山を歩いてきましたが、
植物の世界はもうすでに秋の気配でした
秋の七草「萩」が咲いていました
雨が降った後にはこういう水滴がたくさんついていることがありますが
葉の表面にある細かい毛のなせる業ですね
キラキラ光ってとてもきれいでした
ナンキンハゼの実がこんなに大きくなっていました
ドングリがもう茶色く色づいている!
こんなに暑くても植物を見ればもう秋なのですね
マテバシイかしら?
こちらはガガイモです
蕾がたくさんできていてまだ咲き始めのようでした
今度見に来るのが楽しみになりました
そして、「ハマデラソウ」が復活していてうれしくなりました
植物学者の牧野富太郎博士が浜寺海岸で発見し命名した植物です
この地味でなんとも形容しがたい植物は、堺市浜寺、高石市、泉大津市の一部の地域
でしか生育していない貴重な植物だということなんです
その情報を知ってから急に愛おしくなって、毎年夏になるとこの地味な花を探しました
数週間前に来た時には、ほとんどその姿を確認できなくて寂しい思いをしたのですが
今回はあちこちに群生していてうれしい驚きでした
その年によって育ち方も違うようです
ハマデラソウとオオニシキソウ
白い花は花びらではなく杯状花序の周りを囲んでいる腺体の付属体なのだそうです
かわいい実の中には黒い種が入っているそうですよ
ハマゴウも復活してました
淡い薄紫色の花と白っぽい葉のコントラストが優し気でお気に入りです
ただ、葉の裏一面の虫こぶが目に入ったら震えが来ます(*_*;
実ができている木もありました
ハマゴウという名は「砂浜を這う」という意味だそうです
低く這いながら群生して、花が咲くときには
枝が60~70cmぐらいに立ち上がるそうです
9月が始まると今年もあと4ケ月ということですね
一年が早すぎて怖くなります