皆さんこんにちは。4年生の加藤開です。4年目ですが、改めて自己紹介をします。
名前:加藤開
学年:4年 主将
身長体重:172cm 70kg
ポジション:SG
趣味:うんこちゃんの配信
苦手な人:つり舟勤務の人達
4年生となり、とうとうこの自己紹介も最後になりました。面白さを強要されるこのブログから解放されることは、嬉しいような寂しいような感覚です。
今回は、昨シーズンのピエロ集団こと絆チームについて書こうと思います。
(注 ややこしくなるので、ここでの絆チームとは僕と当時4年生の5人ということにします)
昨シーズンの5月から2回立て続けに怪我をし、大スランプにも陥った私を救ってくれたのは絆チームという愉快な5人組でした。先輩達がいなければ、僕はバスケットを続けていたかもわかりません…?
少し話が逸れますが、最近、吉見と水上がDFでコースに入っているシーンをちらほら見かけませんか?
あれ実は2人とも、僕の足を使っているからなんです。
僕は昨シーズン、吉見、水上の2人の足を踏んで靭帯を断裂しています。怪我をしたあの瞬間から、僕の右足は吉見、左足は水上の足とそれぞれ交換されてしまったのです。
それからというもの、僕の下半身は悲惨なものになってしまいました。
考えてみて下さい。右が吉見、左が水上ですよ。思った通りに動いてくれる訳がないじゃないですか。もうめちゃくちゃですよ。
その結果、僕はワンステップジャンプができなくなりました。
話を戻しましょう。内部から見た、絆チームの実態を皆さんにお伝えします。
①目標
絆チームの目標は
「6人でリーグ戦のコートに立つこと」
もうすでに面白いですね。とち狂ってます。
②スタイル
我々は常にAチームに勝利することを考えていました。しかし圧倒的なサイズ差があるため、どうしてもリバウンドが取れません。そこで、ある先輩が
「そうだ!2-3ゾーンをやろう!」
と提案をしました。もちろん、我々のチームは2-3ゾーンなど練習しておらず、勝手にスクリメージでやっちゃおう!というものでした。
それはチームとしてどうなんだ?という疑問が生まれたのですが、ある先輩がこう言います
「我々は自治国として動こう」
それ以来、絆チームのスタイルは自治というものになりました。
③くるくる
我々絆チームのPGは吉原さんでした。はっきり言って最高のPGです。いつか吉原さんと2人でお食事をしたいと思っているのですが、なんとなく叶わない気がします。
ある時、Aチームのオールコートプレスに引っかかり、運びでのミスが連発してしまいました。
当時の吉原さんはドリブルでボールをキープするとき、ロールを何度も繰り返す特徴がありました。僕は受けのタイミングが悪いため、何度もロールをしているのかと思い、スクリメージ後に吉原さんにいつボールを受けにいけばいいか聞きに行きました。
すると吉原さんは
「俺がロールしてる間は大丈夫だよ!」
と、言って下さりました。
それ以来僕はウイングのポジションで、吉原さんがくるくるしてるのをずっと眺めていました。
吉原さん、本当にあれでよかったのでしょうか?
④ゲシュタルト崩壊
絆チームのCである川村さんが、プレー中に突然止まったりする現象がたまにありました。本当に突然動きが止まってしまうのです。
その原因は明白で、絆チームの対抗相手のインサイドが吉見、水上の2人だったことでした。
川村さん視点でみると
水上のDFをし、吉見にDFされ、再び水上のDFをする…
不可解な動きをする2人に挟まれ続けることで、Cの動きがゲシュタルト崩壊を起こし、止まってしまっていたそうです。
確かに、止まる直前に川村さんは
「ハイポスト…ハイポスト…?」
と呟いていました。
今となれば、その気持ちは痛いほどわかります。僕も現在、両足がゲシュタルト崩壊を起こし
「右足を出す、右、右、右は吉見、右、吉見…?」
となっています。左足を出そうもんなら、水上がチラついてきます。おしまいです。
ちなみに水上はDF中に、川村さんの耳の穴に人差し指を入れたそうです。
はっきり言って理解できません。どう足掻いても、バスケット中に耳に指は入りません。もしかしたら水上もまた、何かが崩壊しているのかもしれませんね。
⑤うっしー
最高の先輩でした。総合商社に入社後、女性経験の乏しさから、同期内で浮いてしまっていないか本当に心配です。
以上5点が絆チームの内部事情です。
有名な話ばかりなので、聞き飽きている人も多いと思いますが、どうしてもこのブログに書き留めておきたかったため今回のテーマにしました。
最高のチームでした。一生忘れません。
さて、現在我々は屋外のコートで練習するという前代未聞の状況となっています。周りのチームではすでに引退した4年生もいます。
しかし、僕達は最後まで残る選択をしました。何もできなかった6月の時点で引退してしまったら、来年度以降のチームに何も残らないシーズンとなり、それ以上に、僕達4年生の中にも何も残らなかったシーズンとなってしまうからです。
どんな形であれ、バスケットに大学生活を本気で費やしてきたのです。リーグ戦が無くても、せめて納得のできる形で引退をしたい。
4年生全員が一致した答えでした。
今の僕の頭の中には、このメンバー、このチームで勝ちたい、それしかありません。
最後まで主将として、全力を尽くします。
文責:加藤
名前:加藤開
学年:4年 主将
身長体重:172cm 70kg
ポジション:SG
趣味:うんこちゃんの配信
苦手な人:つり舟勤務の人達
4年生となり、とうとうこの自己紹介も最後になりました。面白さを強要されるこのブログから解放されることは、嬉しいような寂しいような感覚です。
今回は、昨シーズンのピエロ集団こと絆チームについて書こうと思います。
(注 ややこしくなるので、ここでの絆チームとは僕と当時4年生の5人ということにします)
昨シーズンの5月から2回立て続けに怪我をし、大スランプにも陥った私を救ってくれたのは絆チームという愉快な5人組でした。先輩達がいなければ、僕はバスケットを続けていたかもわかりません…?
少し話が逸れますが、最近、吉見と水上がDFでコースに入っているシーンをちらほら見かけませんか?
あれ実は2人とも、僕の足を使っているからなんです。
僕は昨シーズン、吉見、水上の2人の足を踏んで靭帯を断裂しています。怪我をしたあの瞬間から、僕の右足は吉見、左足は水上の足とそれぞれ交換されてしまったのです。
それからというもの、僕の下半身は悲惨なものになってしまいました。
考えてみて下さい。右が吉見、左が水上ですよ。思った通りに動いてくれる訳がないじゃないですか。もうめちゃくちゃですよ。
その結果、僕はワンステップジャンプができなくなりました。
話を戻しましょう。内部から見た、絆チームの実態を皆さんにお伝えします。
①目標
絆チームの目標は
「6人でリーグ戦のコートに立つこと」
もうすでに面白いですね。とち狂ってます。
②スタイル
我々は常にAチームに勝利することを考えていました。しかし圧倒的なサイズ差があるため、どうしてもリバウンドが取れません。そこで、ある先輩が
「そうだ!2-3ゾーンをやろう!」
と提案をしました。もちろん、我々のチームは2-3ゾーンなど練習しておらず、勝手にスクリメージでやっちゃおう!というものでした。
それはチームとしてどうなんだ?という疑問が生まれたのですが、ある先輩がこう言います
「我々は自治国として動こう」
それ以来、絆チームのスタイルは自治というものになりました。
③くるくる
我々絆チームのPGは吉原さんでした。はっきり言って最高のPGです。いつか吉原さんと2人でお食事をしたいと思っているのですが、なんとなく叶わない気がします。
ある時、Aチームのオールコートプレスに引っかかり、運びでのミスが連発してしまいました。
当時の吉原さんはドリブルでボールをキープするとき、ロールを何度も繰り返す特徴がありました。僕は受けのタイミングが悪いため、何度もロールをしているのかと思い、スクリメージ後に吉原さんにいつボールを受けにいけばいいか聞きに行きました。
すると吉原さんは
「俺がロールしてる間は大丈夫だよ!」
と、言って下さりました。
それ以来僕はウイングのポジションで、吉原さんがくるくるしてるのをずっと眺めていました。
吉原さん、本当にあれでよかったのでしょうか?
④ゲシュタルト崩壊
絆チームのCである川村さんが、プレー中に突然止まったりする現象がたまにありました。本当に突然動きが止まってしまうのです。
その原因は明白で、絆チームの対抗相手のインサイドが吉見、水上の2人だったことでした。
川村さん視点でみると
水上のDFをし、吉見にDFされ、再び水上のDFをする…
不可解な動きをする2人に挟まれ続けることで、Cの動きがゲシュタルト崩壊を起こし、止まってしまっていたそうです。
確かに、止まる直前に川村さんは
「ハイポスト…ハイポスト…?」
と呟いていました。
今となれば、その気持ちは痛いほどわかります。僕も現在、両足がゲシュタルト崩壊を起こし
「右足を出す、右、右、右は吉見、右、吉見…?」
となっています。左足を出そうもんなら、水上がチラついてきます。おしまいです。
ちなみに水上はDF中に、川村さんの耳の穴に人差し指を入れたそうです。
はっきり言って理解できません。どう足掻いても、バスケット中に耳に指は入りません。もしかしたら水上もまた、何かが崩壊しているのかもしれませんね。
⑤うっしー
最高の先輩でした。総合商社に入社後、女性経験の乏しさから、同期内で浮いてしまっていないか本当に心配です。
以上5点が絆チームの内部事情です。
有名な話ばかりなので、聞き飽きている人も多いと思いますが、どうしてもこのブログに書き留めておきたかったため今回のテーマにしました。
最高のチームでした。一生忘れません。
さて、現在我々は屋外のコートで練習するという前代未聞の状況となっています。周りのチームではすでに引退した4年生もいます。
しかし、僕達は最後まで残る選択をしました。何もできなかった6月の時点で引退してしまったら、来年度以降のチームに何も残らないシーズンとなり、それ以上に、僕達4年生の中にも何も残らなかったシーズンとなってしまうからです。
どんな形であれ、バスケットに大学生活を本気で費やしてきたのです。リーグ戦が無くても、せめて納得のできる形で引退をしたい。
4年生全員が一致した答えでした。
今の僕の頭の中には、このメンバー、このチームで勝ちたい、それしかありません。
最後まで主将として、全力を尽くします。
文責:加藤
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