【#海外の反応】【悲報】フランスの博物館「韓国は中国の領土だ」→韓国人「フランスはヨーロッパの中国だな」 韓国の反応

*[海外の反応コーナー]
-【悲報】フランスの博物館「韓国は中国の領土だ」→韓国人「フランスはヨーロッパの中国だな」　韓国の反応。
-中国・ドイツ・フランスなどの政府主要機関、いまだ日本海と表記＝韓国の反応。
-「韓国には本気で行かない」菅首相、韓国政府に公式にお知らせ。
-北朝鮮「日本は国連常任理事国になる資格はない」＝韓国の反応。
-海外「なぜうちの国に建てた？」ドイツ・ベルリンに建立された慰安婦像に海外議論（海外反応）。
-韓国人「ドイツ3連打で韓国支持」。
-文大統領「民主党が作ってる歴史は誇りだ！」韓国人「妄想が深刻だ！認知能力に疑いが！」の声!。
-韓国人「日本は本当に知れば知るほど12世紀の封建国家レベルですね」。

【#海外の反応】ポンペオ米国務長官、日本のみ訪問…韓国訪問は取り消し＝韓国の反応

*[海外の反応コーナー]
-ポンペオ米国務長官、日本のみ訪問…韓国訪問は取り消し＝韓国の反応。　超朗報！　ヒトモドキ国、本気でレッドチーム入り確定のお知らせ！
-韓国人「ポンペオ米国務長官、日本だけ訪問　韓国はキャンセルにｗｗｗｗｗ」。
-韓国人「コリアパッシング？」ポンペイオ長官が韓国訪問を取り消し！日本にだけ行くことで日程簡素化　韓国の反応。
-韓国のSKハイニックス、米国に喧嘩を売る。
-韓国人「韓国軍VS日本自衛隊」外部の助けなしに、韓国軍と自衛隊が戦ったらどちらが有利でしょうか？　韓国の反応。
-[韓国の反応]日本の早稲田大学が発表した世界デジタル政府のランキングがこれ[韓国ネット民]７位にしておいたのは、韓国よりも上位にするためなんだろうな・・・。
-韓国「サムスンがフォルダブルOLED商用化に成功！誇らしい韓国！おめでとう」の声!。
-外国人「日本製より韓国製が上って本当？ソニーかサムスンかLGのテレビで迷ってる」。
-韓国人「韓国よりマシだw」コロナ雇用寒波で日本の失業者は200万人を突破。
-韓国「日本が年金運用で過去最大の１７兆円赤字！日本が滅びる！おめでとう!」の声。　 何度過去の同じネタで話題になるのか。その後の反転上昇がなかったことになってる。
-韓国人「日本が膨大な借金が出来る理由は『自国民国債+米国と通貨無制限スワップ』だから？」世界各国の負債比率地図をご覧ください　韓国の反応。
-韓国「国家債務820兆ウォン寸前！本格的な災害が始まる!!」の声。
-韓国人「日本の農業はマジで越えられない壁のようだ（汗）」。
-韓国人「キンパ弁当を作った！」→韓国人「弁当は日本語だぞ！」（海外の反応）。
-韓国人「ノージャパン最大の難関が発見される…」＝韓国の反応。
-韓国人「BTSのビルボードチャート１位は操作ですけど、操作は韓国の国技ですから」。
-韓国人「過去5年間フィリピンで韓国人27人が殺害される‥行不者は256名」→「フィリピンで韓国人をカモとして見ている」　韓国の反応。
-韓国人「韓国最安値の寿司屋が凄すぎる！」寿司10貫で350円！その驚くべき激安寿司をご覧ください　韓国の反応。
-韓国人「最も米国らしい食事を出す食堂を見てみよう」。
-【韓国の反応】福島の魚介類を輸入する？「輸入したら戦争」「安倍が病気になったのは福島産のせい」「半導体と同じく輸入禁止にしろ」。
-韓国人「日本の大衆文化開放から20年」。
-韓国人「日本ではK-POPファンも嫌韓ですが」。
-【画像あり】韓国人「日本は凄い！」江戸時代に作られた上水道跡をご覧ください→「韓国には新羅時代からあったけど‥」　韓国の反応。
-韓国「インドが韓国語を第二外国語に追加！ハングルの偉大さが世界へ！」の声!!。
-韓国人「中国、日本は漢字を捨ててハングルを使った方がいいのでは？」。
-韓国のインチキ教祖「病気が治る」と乳幼児の大便・小便を信者に飲ませるw。

【海外の反応】中国人と日本人の価値観が絶対に相容れない理由。

*[海外の反応コーナー]
-【海外の反応】中国人と日本人の価値観が絶対に相容れない理由。。
-酒井宏樹に「クソ中国人」と差別発言をしたネイマールの証拠映像が公開　中国人「徳は積むべき」「人として尊敬できない」。
-ﾌﾗﾝｽの反応「これが日本人の精神性」マルセイユ監督が酒井宏樹の大人の対応を絶賛「立派な行為」。
-中国人「原神という俺達のゲームが他の作品をパクってる(笑)」。

【#朝鮮日報】【朝鮮日報コラム】歴代のどの政権もこのような恩恵は受けられなかった

防疫の一点張りで全てを正当化している
政府がやると言ったら反対もできず、国民は黙って従っている

　染色剤が落ち、白髪が増した鄭銀敬（チョン・ウンギョン）疾病管理庁長を見ていると、なんだか気の毒で仕方がない。彼女は毎日「新規感染者が何人で、このうち何人が感染経路の把握ができていない」と8カ月にわたって同じブリーフィングを繰り返している。いつまでこんなことを続けなければならないのか、本人も分かっていないだろう。

　問題は、こうしたコロナ発生現況に対するブリーフィングが彼女の全ての職務であるかのようになってしまったという点だ。防疫責任者なら、他にしなければならないことがあるのではないか。とにかく、私は疾病管理庁が出しているコロナ発生現況というものに初めて目を通してみた。意外にも一つ目の項目に「ソウル都心集会関連」が掲載されていた。テレビ局などがこれに基づき「光化門集会発の感染者」を1カ月以上にわたって報道してきたのだ。

　先日「4人の感染者が発生し、現在までの累積感染者数は計585人」だった。集会関連（216人）、追加感染（321人）、警察（8人）、調査中（40人）と細分化されている。感染経路を調査中の40人まで「集会関連」に盛り込む発想が非常に興味深かった。

　その日、光化門集会には約5万人が参加した。文在寅（ムン・ジェイン）大統領が「公権力が生きていることを示さなければならない」と激高した後、携帯電話による位置追跡に乗り出した。多くの集会参加者が診断検査を求める携帯電話の文字メッセージを受け取った。個人情報やプライバシー保護を考えられる雰囲気ではなかった。体が不自由で家の中で過ごすある80代の老人は、集会団体の口座に数万ウォン（数千円）の支援金を振り込んだだけなのに、どうしてこんなメッセージを受け取ることになったのか、と首をかしげる。

　それまで診断検査は、症状を訴えてきた人や濃厚接触者に限って行われてきた。もちろん、検査を受けることは個人に全く害を及ぼすことではない。しかし、「応じなければ処罰を受けることもある」という言葉に圧力を感じたという。私の周囲で携帯電話の文字メッセージを受け取って検査に応じなかった者は一人もいなかった。このおびただしい数の検査から「集会関連の感染者216人」が算出された。

　しかし、感染者たちはその日を前後して数カ所での接触があったに違いない。カフェや飲食店で友人と騒いでいたかもしれない。光化門広場よりも密閉された地下鉄やバス、タクシーにも乗ったことだろう。その日、光化門を訪れたからといって、その場所で感染したという確かな証拠はない。その多くの集会参加者のうち、なぜ216人だけが感染したのだろうか。光化門で感染したならば、最初に感染させた人たちは、どこで感染させられたのだろうか。

　それでも 鄭銀敬氏の疾病管理庁は1カ月以上にわたって「光化門発の感染者」を発表し続け、マスコミはそのまま報じている。これは、現政権にとって野党や一部の教会、保守陣営を安心して攻撃できる格好の根拠となった。10人以上の集会禁止の正当性や開天節（10月3日、韓国の建国記念日）関連の集会は違法といった論理がまかり通るようになった。「政権批判のための集会を開催する」といった考え方は、現政権が退陣するまでできなくなってしまった。文大統領が喜ぶわけだ。

　しかし、疾病管理庁が本当にすべきことは、他にある。例えば、コロナ発生の現況に「地下鉄発の感染者」は一人も掲載されていない。光化門集会のように無差別検査をしなかったためか、あるいは実際に出てこなかったのか、真相は誰にも分からない。もしも後者なら、コロナの感染に最も弱いとされている通勤時間帯の地下鉄でなぜ発生しないのか、このような調査を行うのが防疫当局の役割だ。全ての乗客がマスクを着けているためなのか、地下鉄の従業員による消毒が功を奏したのかについて調べなければならない。無差別移動感染に対する懸念の高い全国のバスやタクシー会社からも報告は入っていない。コロナ防疫の秘訣（ひけつ）を知れば、多くの場面で役立つだろう。

　しかし、コロナ発生から8カ月が過ぎたものの、どのくらい密閉された空間が危ないのか、さえ分かっていない。実際、どんな施設が危険度の高い施設なのかも調査されていない。学校、塾、読書室、カフェ、飲食店、インターネットカフェ、カラオケ、サウナなど、どこが最も危険なのか、体系的なサンプル調査をしていない。そのため、子どもが勉強しなければならない学校は閉鎖し、大人の飲み屋は許可するといったやり方が公然と繰り広げられている。現在、韓国国民の感染や免疫がどの程度なのか、大規模な抗体検査を実施した試しもない。

　コロナの被害額が数十兆ウォン（数兆円）にまで膨れ上がっているが、追跡、隔離、閉鎖の防疫対応が今の状況でも果たして有効なのかどうかを検討すらしていない。ただ目の前で繰り広げられることだけを追い掛け回している。「首都圏を第2.5段階」に引き上げたときや、再び第2段階に引き下げたとき、何の科学的根拠も示されなかった。自営業者にとっては死活の掛かった問題だが、どんぶり勘定を通じてある業種は営業を禁止し、ある業種は営業を許可した。不満と怨声（えんせい）が高まれば営業を許可し、感染者が増えれば再び禁止する。文大統領は第2.5段階を解除しながら「拡散する傾向が徐々に収まり始めた」と述べた。「ありがたき幸せ」とでも皮肉るべきか。

　この世には、防疫問題とともに考慮すべき個人の自由、基本的人権、経済、教育、文化、そして人生の価値など数多くの領域が存在する。今では防疫を先立たせて全てのことを正当化してしまっている。政府が一度やると言ったことに対して国民は反対もできず、従順を強いられている。歴代政権の中でこれほど得した政権も珍しいだろう。

崔普植（チェ・ボシク）先任記者

【#朝鮮日報】【コラム】文在寅は絶対善、そばに行くだけで義人になる

秋美愛長官をかばう与党の奇妙な論調、インチキ宗教の話を聞いているようだ
大統領の味方であれば何でもOK、もともとある結論に「言い訳」づくり
金正恩の激励は一生の免罪符…韓国も崇拝体制、北と何が違う⁉

　金大中（キム・デジュン）政権時代、取材で夜な夜な出回るときはソウル市江北区の外れにある薛勲（ソル・フン）議員のマンションによく立ち寄ったものだ。40代半ばで初当選した薛議員は、政権をやみくもに擁護する60、70代の議員とは違っていた。話が通じる人だった。東橋洞系の末っ子らしく、金元大統領に対する忠誠心は絶対的だったが、一般的な案件では野党との対話で政局を打開していくべきだという柔軟な姿勢を崩さなかった。

　今ではそんな薛議員も70歳を目前に控えた与党5選議員となった。秋美愛（チュ・ミエ）法務長官の息子が兵役中に特別扱いを受けていたのを、 先日薛議員がかばうのを見て衝撃を受けた。「膝が悪いため元々軍隊に行かなくてもいい立場だが、母親のために入隊し、兵役を果たしたのだ。よって褒めてあげなければならない」とコメントした。

　約20年前に私が出会った「あの人」だったら、秋美愛長官の問題による支持率低下を懸念したに違いない。ところが、その口からは正反対の言葉が伝えられた。熱狂的な支持者たちの顔色をうかがい、心にもないことを言っているのだろうか。そうであると信じたい。久しぶりに電話でもかけてみたいところだが、「私は本気でそう思っている」という答えが返ってきそうで、なんだか勇気が出ない。

　金鍾民（キム・ジョンミン）議員は国会の対政府質問の間、秋美愛（チュ・ミエ）長官を弁護した。与党上がりの国会議長まで「質問はしないのか」と注意するほどだった。金議員は「秋美愛長官を問題視することは、子どもを軍隊に行かせた全ての母親を苦しめるようなものだ」と述べた。「お母さんが秋美愛でなくてごめんね」という母親たちの心の傷をより深くするようなものだ。盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権の参謀時代に何度か会ったときも、彼は穏健で合理的な人だった。

　「なんだか人が変わってしまったようだ。あの人はあんなことを言う人ではないのに…」。最近になって一人でこうしたため息をついている。年を取って立場が変われば考えも変わる。そのため過去とは違った考えを口にすることもある。しかし、それも程度というものがある。健全だった人々が常識や道理から逸脱した言葉を使う。魂が抜けてしまってこそ言える内容だ。異端の宗教に通う者たちの言葉でも聞いているようだ。こうした症状を見せる者が一人や二人ではない。与党の側に偏っている。ゆがんだ確信も、まるで感染病のように接触を通じて拡大していくのだろう。

　この新興宗教の一つ目のおきては「文在寅（ムン・ジェイン）大統領は絶対善であり、誤作動を起こさない」というものだ。その欠点のない完璧性は、大統領だけでなく大統領と関係がある全ての対象に転移する。大統領のそばに行くだけでも全ての過ちが消え、義人へと生まれ変わる。こうしていったん「文在寅の人」として公認されるようになれば、その人物の言行もやはり批判不可能な聖域として保護されるようになる。

　秋美愛事件に対する与党の主張は次のようにまとめられる。「大統領が秋美愛法務長官を指名した。その選択により、秋長官は欠点のない人間となった。秋長官夫妻の息子の休暇延長の申し入れも間違いではない」「与党代表なら長官を通じて頼む道もあっただろうに、れっきとした窓口を通じてのことだから外圧ではなく、むしろ美談」といった話がこうして生まれた。

　秋長官の息子も、文在寅→秋美愛→息子につながるコピー論理を通じて「文在寅の人」となった。「国のために身をささげる」という軍人の本分を全うしたとたたえられ、安重根（アン・ジュングン）義士と同じ隊列に昇格された。21カ月の兵役期間の58日を休暇に使い、19日は病による休暇、4日の一般休暇を申請する特別扱いまで受けた彼に「為国献身」の称号を認めたのだ。

　正体不明の「偽宗教」が国内にまん延していったのは、昨秋のチョ・グク元長官事件の頃からだ。始まりと終わりが異なる恥ずかしい偽善が明らかになったにもかかわらず、支持者たちは「チョ・グクのような潔白な人を見たことがない」と口々に語った。キリスト教の聖父・聖者の教理が「絶対善の文在寅」と「キリスト・チョ・グク」に取って代わる異端崇拝へと変貌した。チョ・グクの妻であるチョン・ギョンシム教授まで聖水による洗礼を受けた。子どもの不正入試疑惑で拘束されたチョン教授は「私がこの中にいる唯一の理由は司法改革」という獄中書簡を書き、200日後に釈放。夜12時過ぎに拘置所の前で待機していた「ゴマ市民」たちは、「チョン・ギョンシムさん、愛してます」を口々に叫んだ。「文在寅教派」の代表司祭格である柳時敏（ユ・シミン）氏はチョン教授がコンピューターを持ち出したことが明らかになると、「証拠隠滅ではなく、証拠を保全したのだ」と驚くばかりの論法を展開した。

　北朝鮮では、金正恩（キム・ジョンウン）委員長の現場指導中に激励を受けると、相当な過ちを犯しても処罰を免れるという。偉大な指導者同志がいつ「あいつは元気か」と尋ねるかもしれないためだ。韓国でもいったん大統領の味方になると、全ての過ちが許され、尊敬と愛まで受けることができる世の中へと変貌しつつある。唯一崇拝体制という意味では「朝鮮は一つ」になった。

金昌均（キム・チャンギュン）論説主幹

【#朝鮮日報】【コラム】韓国人が飲む自由の水は中国から流れてきたのか

光復会長は中国を同志と呼び、統一相は韓米同盟を非難
韓国人が享受している自由と繁栄、どこから来たかも知らないのか

　中国の習近平国家主席は4年前、韓半島へのTHAAD（高高度防衛ミサイル）配備問題を巡って韓国の朴槿恵（パク・クンへ）大統領と杭州で会談し「飲水思源（水を飲むときは根源を考える）せよ」と発言した。杭州は1930年代初め、大韓民国臨時政府（臨政）の根拠地だった。当時中国は、尹奉吉（ユン・ボンギル）の虹口公園爆弾事件の後、日帝に追われていた臨政を物心両面で支援した。習主席はその歴史に言及したのだ。

　習近平の言葉は半分だけ真実だ。中国が臨政を助けたことは間違いないが、助けてくれた主体は今の中国を打ち立てた毛沢東ではなく、蒋介石の国民党政権だった。習近平もその事実を知らないはずはないが、THAAD配備を阻止するために歴史的事実すら牽強（けんきょう）付会し、韓国を圧迫した。飲水思源せよという習主席の要求は「窮地に陥っていた臨政を中国が助けたのに、お前はTHAADで不意打ちするのか」という難詰だったということになる。

　中国の究極的な韓半島戦略は、韓国を米国から引き離し、かつての朝鮮王朝のように中国の影響力の下に置くというものだ。韓国を取り巻く状況を見れば、不可能な目標ではないと感じるだろう。現在の韓国の政権勢力は「中国と同盟を結んではいけない理由は何か」「韓国は同盟を選ぶことができる」というようなことを言って同調しているではないか。

　9月上旬、中国の対日戦勝節に合わせて駐韓中国大使館に祝電を送った金元雄（キム・ウォンウン）光復会長も、そんな人物の一人だ。祝電に「韓国と中国は抗日・反ファシズム戦争を共に戦った同志」と記した。同志とは、とんでもない言い方だ。徹底した反共主義者だった金九（キム・グ）の率いる臨政は、毛沢東と抗日闘争を共にしたことはない。毛沢東と抗日連合戦線を展開したのは朝鮮義勇軍で、解放後は北朝鮮に入り、6・25南侵の主力になった。毛沢東自身も、抗日を名目に蒋介石と国共合作したときですら、日本と戦うふりをするだけだった。国民党軍が日本と血みどろの戦いを繰り広げている間、紅軍は勢力拡大に乗り出し、1万にもならなかった兵力を90万の大軍へと育て上げた。その軍隊が蒋介石を追い出し、6・25が起こると鴨緑江を渡った。北朝鮮を助け、韓国を韓半島の地図から消すためだった。

　統一部（省に相当）の李仁栄（イ・インヨン）長官も「韓米同盟は冷戦同盟」だとおとしめ、中国側に立った。両国の同盟を、せいぜいが冷戦時代の遺物という扱いをしたのだ。両国が同じ価値を指向しているという事実からは目を背けた。米国務省は李仁栄長官の言葉に反論し、その点を指摘した。「韓米同盟は安全保障協力にとどまらない」とし、韓米両国は「自由・民主・人権・法治の価値を共有する」と強調した。この中のどれ一つとして、全体主義一党独裁国家である中国とは共有していない。韓国の政権勢力は、どうにかして米国から離れ、中国に近づこうとしているが、志向する価値が違う国とは同盟はおろか共存すら不可能だ。今香港で起きている人権じゅうりんや民主主義の破壊という事態が、その事実を雄弁に物語る。

　習近平がさせずとも、廉恥を知る人間であれば、当然のこととして飲水思源の道理を守らねばならない。1947年、徐潤福（ソ・ユンボク）選手がボストン・マラソンに出場する旅費を工面できず気をもんでいると、米軍政庁の関係者らが乗り出して募金運動を展開した。太平洋を渡る軍用機まで手配してくれた。徐潤福は解放後初めて太極旗を胸に付けて走り、国際大会を制覇した後、このように語った。「私の勝利は、自由な体で走る機会をくれた米国のおかげだ」。韓国人の飲水思源とはこういうものだ。

　国家レベルにおいて、飲水思源は個人の倫理を超え、国の命運を左右する生存戦略になる。この国が今飲んでいる自由・民主・繁栄の水はどこから流れてきたものであり、その水を後の世代にも子々孫々飲ませようと思うのなら、どこに向けて水の道をたどるべきか。中国は、この質問に答えを与えることができない国だ。

金泰勲（キム・テフン）論説委員・出版専門記者

【#朝鮮日報】【寄稿】重病を患っている韓米同盟

韓米局長級実務協議体新設…長官級チャンネルあるのにまた立ち上げ
同盟間の意思疎通・信頼喪失の傍証…トランプ・文在寅両大統領に全責任
北朝鮮の代わりに米を平和の妨げだと言う執権層・運動圏の思考から抜け出さねば

　韓米同盟は重病にかかっているようだ。同盟国間でも事案によっては利害関係が異なる場合がいくらでもあり得るし、解決方法も違うことがある。しかし、同盟の性格と目的で意見が異なり、その意見が同盟の枠組みの中で解消されず、公の場で表出することが増えれば、同盟が壊れつつあるサインだ。9月10日、崔鍾建（チェ・ジョンゴン）韓国外交部第1次官とスティーブン・ビーガン米国務省副長官による会談で、「同盟対話」のための局長級実務協議体を新設することにしたというニュースは、韓米関係の現在地を端的に示している。両国政府内に同盟対話を担当する常設組織があり、外交・国防長官が出席する2＋2協議体が創設されてからも10年が過ぎた。長官級であれ、局長級であれ、会うたびに同盟懸案を協議するのは当然のことだが、同盟対話のための実務協議体を作らなければならないほど韓米間の意思疎通不能が深刻だということだろうか？　両国間のハイレベル協議が行われた時、その結果に関する発表内容の真偽をめぐってしばしば繰り広げられる言い合いも意思疎通不能から来る寸劇だ。韓米同盟がこのような状況にまで壊れるに至った原因を3つだけ挙げてみた。

　第一は同盟間の信頼喪失だ。信頼は同盟の命だ。信頼が崩れた同盟関係では、戦略的意思疎通と協調はさておき、敏感な情報の共有すら不可能だ。トランプ米大統領の偏狭な同盟観は韓米間の信頼が揺らぐのに大きな影響を与えた。商業的取引の観点から同盟に対処してきただけでなく、米国は同盟諸国のカモになってきたという偏見にとらわれ、米国の防衛費分担金を減らすことに過度に執着してきた。2018年にシンガポールで行われた米朝首脳会談で韓米連合訓練中止を約束した時、マティス国防長官と一言も相談しなかったし、彼の頭の中に同盟はなかった。こうしたことは元米大統領補佐官ジョン・ボルトン氏の回顧録と、先週出版された「ウォーターゲート事件」スクープ記者ボブ・ウッドワード氏の新刊『RAGE（怒り）』で確認できる。

　韓米間の不信が膨らんだのには、文在寅（ムン・ジェイン）政権の影響も少なからずある。韓米同盟と連合防衛体制に甚大な影響を与える事案を決定しながら、米国との事前協議をおろそかにすることで同盟に深い傷を残した。中国との「THAAD（終末高高度防衛ミサイル）三不合意」は国民5000万人の命と安全を守る自衛権を制限されるという恥辱だけで終わることではない。在韓米軍と有事の際、韓半島（朝鮮半島）で展開される米軍増援戦力が北朝鮮の核ミサイルの脅威に無防備にさらされれば、それだけ米国が防衛公約を守りにくくなるという原理に対する苦悶（くもん）がなかった。

　板門店宣言と南北軍事合意書で北朝鮮に対する監視偵察を制限することにより、北朝鮮の奇襲攻撃を容易にしただけでなく、敵対行為の範囲を陸海空すべての空間から軍事的「緊張」の根源となる一切の行動にまで拡大し、これを全面中止することにしたのも、米国の不信を招く自殺行為だった。韓米連合訓練を北朝鮮が敵対行為と規定し、これを非難する根拠を用意してやり、北朝鮮の挑発に対する連合防衛をより困難にする毒素条項に合意しながら、米国と協議しなかったのは同盟の精神に反する。

　第二は、同盟の性格と目標に対する同床異夢が同盟の根幹を揺るがしていることだ。李仁栄（イ・イニョン）統一部長官が今月2日、韓米関係を軍事同盟であり冷戦同盟だと規定した上で、平和同盟に転換できるという趣旨の主張をしたのは、政府の間違った同盟観の一端を示す事例だ。韓米同盟は北朝鮮の平和破壊を抑止し、抑止が失敗した場合は平和を取り戻すために存在してきたのだが、平和同盟に転換するというのは一体どういうことなのだろうか？　北朝鮮が核をあきらめなくても南北間交流協力や民族共助で完全かつ持続的な平和が可能だという自己欺まんや確証バイアスに政府がとらわれているなら、米国との同盟対話は的外れな答えにならざるを得ない。

　最後に、韓米同盟に期待する米国の戦略的利益が減少すれば、同盟に対する米国の国内政治的支持基盤が弱体化するしかないことだ。過去67年間、韓半島で戦争が再発していないのは、国家の生存保険としての韓米同盟の効用価値を証明している。米国でも東アジアの戦略的バランスと安定維持という利益を享受した。しかし、中国の攻勢的膨張政策が東アジアの平和と安定に新たな挑戦となっている状況で、中国けん制に韓国が参加する意志がなく、米国が日本、インド、オーストラリア、ベトナムなどと連帯して戦略的利益を守る方法があるとしたら、米国にとって韓米同盟の価値はなくなるだろう。韓日間の歴史問題をめぐる反目と対立も米政府や米国の国民に韓米同盟の有用性について疑念を抱かせる要因だ。

　こうした同盟の根本的な問題は執権勢力・運動圏勢力の思想的転向なしにはすぐに解決する見込みがない。韓半島の平和に対する脅威は核武装した北朝鮮ではなく、米国の対北朝鮮敵対政策から来ているという錯覚や、韓米同盟は清算すべき積弊（長年の弊害）だという妄想から脱して、親中事大主義と反日根本主義から目覚めなければ、冷酷な東アジアの地政学的現実は正しく見えないし、壊れた韓米同盟を修復できない。

千英宇（チョン・ヨンウ）韓半島未来フォーラム理事長・元青瓦台外交安保首席秘書官

【#朝鮮日報】光化門は封鎖して、ソウル大公園は満車…新型コロナ「ブラックコメディ」

　3日の開天節（韓国の建国記念日）にソウルの光化門一帯は完全封鎖されたが、ソウル市内のデパート、レストラン、近郊の公園には市民が押し寄せて「ソーシャル・ディスタンス」が保たれなかった。特に警察と共に10台以上の車両デモを禁じたソウル市は、連休期間中にソウル大公園を開放し、1日平均2万人を集めた。

　3日午後0時ごろ、ソウル地下鉄4号線大公園駅（京畿道・果川市）前。ソウル大公園の駐車場チケット売り場までの片道4車線500メートルの区間では激しい車両渋滞が起きていた。車両10台中8台は家族連れで、駐車場の入り口に到着して駐車するまで30分ほど時間がかかった

　この日、ソウル市内の車両デモでは、9台以下で集まっても「窓を開ける行為」自体が禁じられていたが、数千台が集まったこの場所は自由だった。待ちながら窓を開けてタバコを吸う人もいた。駐車場の係員は「車両6700台程度を収容することができる公園の駐車場がほぼ埋まった」とし、「通常土日も満車にならないのに今日はたくさんお越しになったようだ」と話した。

　駐車場から公園までの幅15メートル、長さ300メートルの歩道は、1メートルの距離を保つのが不可能なほどの来場者で一杯だった。切符売り場で動物園・遊園地まで接続する「象列車」には、訪問者が集団で搭乗した。列車内向かい合う座席間の距離も1メートルなかった。 5歳の娘と夫と来場したクさん（36）は「こんなに人が多いと分かっていたら来なかったと思う」と語った。

　ソウルのデパートも祝日連休中、家族連れやカップル客で賑わいを見せていた。同日午前11時30分ごろ、ロッテ百貨店本店（ソウル市中区）地下1階のフードコートでは、隣席との距離が確保されていない状態で60人ほどが食事を楽しんでいた。上階の店舗も来店客でごった返しており、政府が言う「1メートル確保」は守られていなかった。来店したカンさん（55）は「光化門の近くには入れないように警察が厳重に監視しているのに、すぐ隣のデパートには人がごった返しているのはコメディーみたい」と話した。

　前日、新世界百貨店タイムズスクエア店（ソウル市永登浦区）も同様の状況だった。同日午後にデパート前の片側3車線50メートルの区間は、デパートを訪れた客で混雑していた。同日午後6時ごろ、ソウル龍山区漢南洞路地の食堂やバーは、店内はもちろん、屋外の簡易席も満席だった。　

　この日のソーシャルメディアは、竜仁エバーランドなどに出掛けて来た写真と共に「＃ヌンチゲーム失敗」というコメントが相次いで投稿された。「空いていると思って出掛けたのに予想以上に混んでいて、場所選びに失敗した」という意味だった。 警察のバス車両に囲まれて空っぽの光化門広場とチケット売り場前に人だかりができた遊園地を比較した写真も、ネット上で話題になった。

イ・ヨンビン記者 , チョ・ユジン記者

【#朝鮮日報】【独自】北への配慮で銃殺公務員の遺体捜査もでたらめに行った韓国海警・海軍

　韓国の海洋警察と海軍が北朝鮮軍に銃殺された海洋水産部公務員の遺体捜索作業を西海の北方限界線（NLL）から南に5マイル以上離れた海域でのみ行っていることが3日、確認された。これについて、韓国側の正当な調査作業を「領海侵犯」と主張し、NLL無力化を試みた北朝鮮の意図に巻き込まれているとの指摘が出ている。

　野党「国民の力」のチョン・ジョムシク議員の要請に応じて海上警察が提出した資料によると、海洋警察と海軍は先月24日午後から、NLLから南に約8キロ離れたたところを、4つの区域に分けて、海軍が北、海洋警察が南を調査する方式で公務員の遺体捜索作戦を行った。NLLと近接地域までの調査活動を行う場合、北朝鮮軍との衝突する恐れがあるという理由だった。

　ところが、海洋警察は先月26日、潮の流れを分析した結果、公務員の遺体が韓国の海洋警察・海軍調査範囲近くで漂流している可能性があるとする分析を行っていたことが分った。先月22日に黄海南道の岬である登山串付近で殺害された公務員の遺体は、26日午後9時ごろ、韓国海洋警察・海軍調査範囲の北3.2キロまで流された可能性がある、というものだった。

　しかし、海洋警察と海軍は、公務員の遺体漂流推定点を調査しなかったという。海洋警察などは調査区域から3.2キロ離れた地点は、双眼鏡を使った観測が可能で、北との衝突の懸念があったため、調査しなかったと、チョン議員側に回答した。その後海洋警察は27日、公務員の遺体がNLL付近まで再び流されたと推定した。

　チョン議員は「金正恩委員長に謝罪まで受けた韓国政府が北朝鮮に協力を要請して遺体漂流地点を調査すべきだ」とし、「それでも北朝鮮が『領海侵犯するな』と主張しているので、北の顔色をうかがって韓国の領海と同様のNLL以南海域もきちんと調査していない」とコメントした。

北朝鮮の朝鮮中央通信は先月27日、「南朝鮮当局に警告する」という見出しで韓国海軍と海洋警察の捜索作業について「われわれ（北）側の水域を侵犯している」とし、「不正な侵入行為を直ちに中止することを要求する」と主張した。今回の事件について「申し訳なく思っている」という金正恩委員長発言が伝えられた二日後だった。

キム・ジョンファン記者

【#海外の反応】トランプの新型コロナ感染にアメリカ人大喜び(海外の反応)

*[海外の反応コーナー]
-トランプの新型コロナ感染にアメリカ人大喜び(海外の反応)。
-海外「トランプやその家族の病気や死を願っているやつ」。
-Covid-19ワクチンの費用はいくらになるのか？　海外の反応。
-海外「パリで再び都市封鎖か。コロナ患者による病床占有率が30%を越える」。
-「日本では旅行する人にお金を出すキャンペーンをやっている」海外の反応。