アメリカの暴動

日本でこのニュースを見ていて、デモはまだしも暴動や略奪は正当化しちゃマズいだろうと思う人も多いかと。
結果的にこうした暴力的な部分が黒人の立場をさらに悪くしちゃうんじゃ無いかなぁなんて懸念もあるわけで。
どっかの黒人記者が「共感しない日本人には失望。同じ立場になれば火炎瓶を投げ始めるのに」と言ったとか言わないとか。
さすがに今の日本じゃこんな暴動は…と一瞬思ったが、100年200年前までは米騒動だの百姓一揆だの強硬手段がないでもないんだな。
大正時代の米騒動は投機で暴騰した米を発端とした暴動だが近畿地方じゃ一番割食った被差別民が暴動の中心だから貧困とか差別とか今のアメリカ暴動と通じる部分はあるわけで。
江戸時代の百姓一揆は多少の打ち壊し程度で武器持って詰め寄るとかってのはなかったようだが、穏便に解決しないと幕府に失政をとがめられて領主が処罰・改易なんてぇのもあったらしいので、アメリカは暴動起こした民衆だけを悪者にせず穏便な解決を目指す必要があるだろうがさて。
まぁ内部の不満が高まったら外敵を作るってのが常套手段なんだけど、すでに外的として中国が準備されてるわけだから中国潰しの大義名分稼ぐためにあえて内圧膨らませておいて一気に中国へと向かわせる途中だとみることも出来るんだよな。