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宗教弾圧裁判

2019-02-02 08:57:17 | ニュースとか
韓国では若年男子に兵役義務があり、ちょいちょい芸能人が兵役逃れとかなんとかで話題になったりしますな。
自然平和原理主義宗教団体「エホバの証人」の信者は当然戦争反対の立場なので兵役なんてもってのほかなわけで兵役を拒否するわけですが、国としても兵役は義務ですから拒否されたからってはいそうですかって引き下がるわけにも行かないので法律違反で逮捕して裁判と相成るわけです。
で、昨年11月にこの宗教的兵役拒否者裁判で最高裁が無罪を言い渡し、兵役逃れの入信か真の信心からの兵役拒否(良心的拒否者)かは検察側が明らかにする必要があるとしたので、残り900件ほどある宗教的兵役拒否者裁判の行方が注目されているんですな。
で、先月宗教的兵役拒否者4人の裁判が始まり審議している中で、宗教活動によって兵役拒否者が増えたら韓国軍が立ち行かなくなって被告達の信心の自由を保障する社会基盤がなくなるかもしれないことについてどう考えるか、という質問に対して被告の一人が「社会基盤の消滅を望む」と発言、「それは国の消滅を望むと言うことか」と問いにも「その通りだ、ただしすべての人が自分と同じ宗教観になることはないだろう」と答えたらしい。
まぁ平和主義をこじらせて本質を見失う典型なわけだが、そういう人もいるってことは認識しておかなきゃならん事例。
で、兵役に変わる社会福祉等の代替役務への参加意識について問うたところ、4人とも国防部が関与・主導する役務であれば拒否あるいは参加困難と答えたそうで、軍の存在自体を否定する宗教観のようで。
こうした宗教的兵役拒否者の増加に頭を抱えた国防部は昨年末に「兵役に代わり36か月の刑務所合宿」案を発表したが「なぜ福祉施設ではなく刑務所なのか」と反発も大きい。
そりゃそうだ。
36か月の刑務所合宿って単なる「懲役3年」じゃねえかw
①兵役拒否→②逮捕→③裁判で懲役三年の判決→④収監の、②と③をすっ飛ばす単なる人権無視時短案とか国の得しかねぇじゃねぇか。


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