ちーむひじかた<管理人の小部屋>

ちーむひじかたのMIFが徒然にぼやくのだ。

ブラ○○○

2019-02-03 23:18:37 | 徒然(その他)
今日は京都の街をブラ○○○。
始発(6:00)の新幹線に乗っていざ京都へ。
東京駅始発ののぞみ1号が一番早いと思われがちだが、東京都から出発する新幹線で一番先に京都に着くのは品川始発ののぞみ99号。
でも実は新横浜始発のひかり493号(7:59着)がのぞみ99号(8:02着)の3分前、のぞみ1号(8:08着)の9分前に到着するんだけどまぁどれも誤差みたいなもんだ。
京都と言えば国内外から大人気の観光地で有名どころが山ほどあって到底1日で回りきれるわけもないんだが、かといって今回初めて京都に行くわけでもないのでそれなりにいままで有名どころはすでに観光してる所も多いから別にいいか…ってな感じで。
そもそもなぜ京都なのかってハナシなんだが、これは誠サンがむかし「一澤帆布」で購入したご愛用バッグの持ち手がすり切れたので修理もしくは買い換えたいという希望があったんだが、店舗が京都にしかないのでそうそう簡単には訪れるわけにも行かず…って踏ん切りがつかないようだったので背中を押してみたってわけ。
余談だがこの「一澤帆布」は先代の死をきっかけに2通の遺言書を巡って実質後継者だった三男と銀行員やってた長男のお家騒動が勃発するというどっかの小説みてぇな骨肉の争いを度重なる裁判で繰り広げ、最初長男が勝って店の経営権を握るも実質跡継ぎの三男と三男を慕う職人軍団が独立して「信三郎帆布」立ち上げたせいで一澤帆布は製造できずに休業状態となり、困った長男は三男と一緒に職人やってた四男を抱え込んで製造再開、今度は別の裁判で長男有利の遺言状が無効とされて三男が経営権奪取に成功し「一澤信三郎帆布」として「信三郎帆布」「信三郎布鞄」「一澤帆布製」の3ブランドを展開。
また別の裁判で長男有利の判決が出るも長男の経営権奪還までは至らず、そのあおりを食ったのが四男で発言権を失った四男が今度は独立して「喜 一澤」という鞄店を近所に開店するというなんともな紆余曲折があって今は「一澤信三郎帆布」が正統後継店として昔の製品もメンテしてくれるんだと。
おっと、道が逸れた。
ウチの旅行って基本的には行き先(観光地)ありきじゃなくて○○したいという目的ありきなので、まず目的を達成するのが大本題なのね。
んで、余力があればその周辺で観光するとかそんな感じなので、今回も一澤信三郎帆布のお店があるエリアが中心になる。
で、京都の地図眺めてたらさほど遠くない所に千本鳥居で有名な伏見稲荷大社があって、ここって全国にあるお稲荷さんの総元締めだなぁ、そういえば行ったことないなぁ、じゃあ行くかって感じで決定。
で、JRの長距離乗車券を買うと大都市圏は特定の駅に限らず特定区内なら何処でも乗降可能で京都も京都駅だけでなく市内のJR駅なら乗降可能になってるので、伏見稲荷大社のある稲荷駅も追加料金なしでいけるんだな。
何処まで追加料金なしでいけるかっつうと、稲荷駅のあるJR奈良線はその2つ先の桃山駅まで可能。
桃山駅ってなにあるのかなって地図見てたら明治天皇のお墓である桃山陵ってのがあるのね。
天皇の陵墓ってば、いってみれば「古墳」なので、古墳好きな誠サンは行きたいのでは?と調べたところ、天皇の陵墓にはそれぞれ固有の印である「御陵印」ってのがあって、観光記念スタンプみたいに無料で押せるらしい。
ただしそれぞれの陵墓においてあるわけじゃなくて、東京1箇所、大阪1箇所、奈良1箇所、京都2箇所にある陵墓監区事務所で監区内の御陵印をまとめて保管しているのだとか。
つまり、たった5箇所まわるだけで現存する御陵印がすべて揃うってこと?
神社仏閣の御朱印めぐりは現地に行ってしかも有料なのにくらべて格段にハードル低くね?
つーか、御陵印なんて初めて聞いたんだが誠サンってば知ってるのかしら…ってことで聞いてみたら「知らん」とのこと。
幸いなことに、京都にある桃山陵墓監区事務所と月輪陵墓監区事務所ってばそんなに離れてないし目的地である一澤信三郎帆布のお店ともうまいことルート上に乗っかるなこれ。
つーわけで、京都駅→桃山駅→桃山陵→桃山駅→稲荷駅→伏見稲荷→タクシーで月輪陵→バスで一澤信三郎帆布店とまわるとだいたい13時ごろになるんじゃないかと予想。
京都に行ったら新京極の鰻屋・かねよできんし丼を食わねばならん(これは義務なのだ)ので徒歩でかねよまで移動してきんし丼を食らえばおそらく14時前後、そういえば京都御所が数年前に事前申し込みなしの一般公開になったって言ってたな。
かねよから御所までバス移動でぐるっとまわって15時前後、タクシー拾って京都鉄道博物館or京都水族館に行ったら17時くらいになって多分ふたりとも歩き回ってくたくたになってる頃だな。
まぁ仮押さえで新幹線のチケットは21時くらいに京都発のヤツ買っておくけど、JRはやさしいので指定席の変更は無料なので前倒しできれば前倒しで帰ってきてもいいか。
とまぁこんな感じでガバガバに日程を組んだわけだが、じつに良い感じというか予想以上に午前中が順調でかねよ到着が12時半。
節分で豆まきやってた伏見稲荷と八坂神社周辺(一澤信三郎帆布は八坂神社や知恩院の近くでこのバスが激混み)は観光客だらけだったが、それ以外の場所はマイナーな場所だったり敷地が広い所だったりで人混みで疲れるようなこともなく回れたのが大きかった。
鉄道博物館を見て回ってる頃には予想通り二人ともくたくたになってたので17時過ぎの新幹線に変更して帰宅。
20時前には自宅到着しているという状態だが、思ってたより強行軍ではなかったなぁという感想。


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