ちーむひじかた<管理人の小部屋>

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家庭内ネットワークを整理する

2021-02-14 23:24:14 | PCとかネットとかゲームとか

ルータが壊れたので新しいのを購入してくる。
まぁ無線LANの規格なんてほっときゃ次から次へと新しいのが沸いて出てくるのであっという間に陳腐化するから最新の高いルータなんて不要だよなと割切って866+300のヤツをチョイス。
えーと、無線LANの規格よくわかんないって人向けによく分かってないあっしが補足説明すると、無線LANには複数の規格があって規格が一致した機器同士じゃないと通信出来ない。
んで、使用してる電波帯が5GHzと2.4GHzの2種類あって5GHz帯のほうが速度は速いけど距離が届かない。
で、さっき出てきた866+300ってのは、5GHz帯の理論値が866Mbpsで2.4GHz帯の理論値が300Mbpsに対応してるんですよーってこと。
これは国際規格のIEEE802.11ってやつで定義されてるやつで11のあとに表記されてるアルファベットが重要。
aとかacとかaxとかbとかgとかnってやつ。
最先端のヤツはax規格でWi-Fi 6とも表記されるヤツね。
んで、ここんとこのaxやらacやらnやらの規格はアンテナ1本あたりの通信速度がax→600Mbps、ac→433Mbps、n→150Mbpsなので、ルーター側がどの規格に対応しててアンテナ何本積んでるかで速度上限の理論値が異なるのを表現してるってわけ。
なので866+300ってことは、ac+nでアンテナ2本ってことですな。
上位機種になると、2.4GHz帯でも150Mbpsを越える速度出せるようだが割愛。
とまぁここまでは無線LANルータ側のお話。
家電量販店で無線LANルータを買う客なんて大半がよく分かってない客だから箱にでかでかと数字を書いておいて「数字が大きければ大きいほど速い速度で通信出来る機械ですよー」って売り文句になるわけだが、まぁ大事なことは言ってないけど間違ったことは言ってない。
どういうことかというと最初の方に言ったとおり「同じ規格同士じゃないと通信出来ない」ってこと。
ルータ側がどんだけ速い通信速度に対応してたって子機側が対応してなきゃその速度はでないってことなんだな。
例えば、片側1車線40km/hの一般道路と片側3車線120km/hの高速道路があったとする。
対応子機ならが高速道路のまま速度と車線数を活かせるが、大抵の子機は安い無線LAN規格なので一般道だからルータに表記された額面通りの速度なんて出ないってこと。
無線LANってのはあくまでローカルネットの話だからルータにぶら下がってる子機との通信速度だけのはなしなので、もう一つ速度に関わる重要部分であるWAN(インターネット回線)側の速度は切っても切れない話。
LAN側が何Gbpsで通信しようとも、WAN側が遅ければそのWAN側の速度が上限値になるんだな。
ウチみたいにそこそこ古い設備のマンションだと建物までは光回線で通信してるけどもマンション内はメタル線使ってるのでもうこれがボトルネックになる。
よって最新規格の無線LAN入れたところでその通信速度以上にはならない。
具体的な数値を言えば100Mbpsなんて絶対でないw
従って高いルータ買うだけムダってことで今回はTP-Linkの安いヤツを購入。
チャイナメーカーだがまだアメリカの制裁対象にはなってないのでいいかな、と。
早速ルータをセットアップ。
有線で繋がるPCあったら実に簡単。
ブラウザ起動して指定IPアドレス叩けば設定画面に入れる。
最初に管理者パスワードを決めて登録すればあとは画面に従ってポチポチすれば(通常は)おしまい。
ここで古い知識のまま止まってる人は戸惑うかもしれないのがIPv4/IPv6とか、PPPoE/IPoEとか。
旧時代を生きてきたあっしはIPv4とPPPoEで知識が止まったままだったので、ルータにISPのユーザーIDとパスワードを仕込まないと通信出来ないと思っていたわけだが。
で、今回設定画面で「V6プラスに対応しています」と出てきてなんのこっちゃとわからんまま設定画面進めていたらID/パス聞かれないままネットに繋がっていた、何を言ってるのかわk(以下略)。
まぁ調べた結果ざっくり意訳するとPPPoEはプロバイダがID/パスを以て認証して通信していたのが、IPoEでは回線業者とISP業者が連携して契約回線を特定しているので、契約回線からのアクセスそのものが認証プロセスになってるのでID/パスが不要ってことのようだな。
とまぁそういうことで何の苦労もなくネットに繋がってしまったので次は子機側の整理。
有線で繋いでたPC2台と簡易NASはDHCPから自動でIPアドレスもらってるのでほっといていいんだが、ルータの初期設定IPアドレスが気に食わないのでこれを歴代ルータと同じ番号に変更。
変更した瞬間に設定してたPCがネットに繋がらなくなったので簡易NASとPCを再起動。
2.4GHzと5GzのSSID名を変更してしまったので無線LANに繋いでた機器を洗い出して設定し直さないと。
とりあえず、データ通信用のスマホ端末2台と、自炊用スキャナ、モバイルノートか。
あとはなんかあるかなーって部屋の中見回したらインクジェット複合機が目に入る。
あれ、これって有線だっけ無線だっけ?と思って本体の周り見回してもLANケーブルが見当たらないので無線で繋いでいたらしい。
ほかにはほかには…っと、おお、そういえばテレビも無線で繋いでいたなぁ。
このあたりをちゃちゃっと設定変更して繋ぎなおし。
以前は寝室の電波が悪かったから中継器を入れてたけど、新ルータは2.4GHzなら普通に届きそうなので中継器は撤去。
これで設定はおわりかなーなんてルータの設定画面眺めてたら有線接続で「unknown」な端末がアクセス中。
お?なにこれ?こんなのあったかなぁなんて思って表示されてるMACアドレスを照合してみたけど手持ちのアドレス表には該当なし。
そういえばMACアドレスの一覧は全然更新してなかったので古い機器のヤツしかねえしw
なんだっけなーと考えながらふと視線を上げればそこにはPS4とXboxONEが。
あー、これじゃん。
最近全然起動してないから存在すら忘れてたわー。
どっちかが有線でどっちかが無線で繋いでいたような。
しかたないのでどっちも起動して設定チェックするかーと起動したら両方ともシステムアップデート始めてしまってちょっと手待ち。
結果的にPS4が有線でXboxONEが無線接続してたんだがどっちも最近起動してないので撤去してもいいんだけどなとおもいつつ設定だけは更新。
有線無線問わず、ウチの家庭内LANにぶらさがってる子機は生きてるヤツが11台、繋がるけど繋いでない死に端末は無数あるけどw




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