トレード

中日とオリックスのあいだで2件のトレードが成立。
1件目は中日からは松井雅人捕手と松井祐介外野手のW松井が、オリからは松葉投手と武田外野手が移籍する2対2のトレード。
伏見が6月下旬にアキレス腱断裂で離脱し捕手層の補強が急務だったオリが加藤の台頭で出番が少なくなった松井に目を付けて通算27勝の先発左腕の松葉を軸に調整した結果、伏見にかわる右の代打要員で松井佑、松井佑が抜けると右打ちの外野手が不足するのでその補充に武田。
武田君には悪いがファームで1割台の打率しか残せてない選手なぞ数あわせでしかないので期待は薄いかな。
中日にしてみればどっちの松井も31歳でこれ以上の伸びしろは期待できないので先発左腕の松葉が環境変わって化けてくれれば儲けものって感じのトレードだな。
2件目はモヤが金銭トレードでオリ移籍。
現状モヤはビシエド・アルモンテについで3番目の外国人打者なので投手陣を含めるとロドリゲス・マルティネス・ロメロの3枠+ビシエドで外国人枠は埋まってしまい、1軍で使いたくてもなかなか上げられずにファームに塩漬け状態のなか、メネセスがドーピング違反で首になって緊急補強したいオリなら使って貰えそうだからリリースしてあげようという「温情」トレード。
中日の温情トレードといえば郭源冶とゲーリーで一軍枠が埋まっていて2軍で塩漬けになってたブライアントをデービスが麻薬で退団して困ってた近鉄に譲ってあげたのが有名ですな。
中日から、近鉄の流れを汲むオリックスにモヤが再び温情トレードで移籍するってぇのも感慨深いですけど、モヤもブライアント級の活躍してくれればうれしいことですな。