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氷月神示 黄煙の23

クニノトコタチノカミより皆様へ

…ある時巨大な神様は、もっと大きなものを作れば、ご自分に気がついてくれ、交流 (気の波動による対話) ができると、考えられた
…そこで、三重球の表面の薄い白い膜に少し穴を空け、白い膜の一部を細長い触手のようにして中に伸ばし、一番外側の神界(智恵の気)から、神界を構成するうす青い気の塊をひとつかみ、引っ張り出された
…そして丸めて成型し、浮かべて命じた
「動け (ADAM)」
…それは、神様語で言えば「しゃべれ、」ということで、自ら全身で振動して、波動を出せ、ということだ
生まれたばかりのうす青い智恵の気のもやは、震えようとしたが、なかなかうまくいかない
何度教えても、しゃべれない
どこかつっかえているようで、しまいにぶきっちょそうに無理して、
「Y、YH…WH…(ヤ、ヤーヴェー)」と発声(振動)した
(ADAMの最初の2文字、AがYになり、DがWになった
2つのHは、息もれ)
神様は、うす青い霧状のもやの中の奥に、小さな雲状の白い塊があるのに気がつかれた
それが、もやの発声の邪魔をしていた
霧の中に霧より濃い雲があることで、均一な振動ができないのだ
…そこで、神様は触手を用い、もやの中に突っ込んで中にからんでいる雲だけを、取り出そうとされた

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